甲種火薬類取扱保安責任者勉強方法
概要
今回は、甲種火薬類取扱保安責任者試験の勉強方法についてまとめたいと思う。
試験所感
個人的な感触としては、3年分の過去問と本ページで紹介しているテキストのみで十分合格が可能。
試験問題の9割は過去問とほぼ同じ問題であり、また、選択問題のため、勉強さえすれば比較的簡単に合格できる資格。
また、問題自体も変にひねった問題もなく、素直にテキストや過去問を勉強しているかどうかを問うような問題で、難しい計算問題もないため、難易度は低い。
オススメはしないが、月~金に1日2時間、土曜日に8時間、試験当日の朝に2時間位と、頑張れば1週間もあれば合格を目指すことは可能。
試験問題
過去問入手方法
直近の1回分の試験問題は以下よりダウンロードが可能。
それ以前の問題は公開されていないようなので、素直に市販の過去問集を買うのが無難。
試験形式
火薬類取締に関する法令から20問、一般火薬学の20問の合計40問が出題され、それを2時間で回答する。
すべて選択問題で記述式の問題はない。
選択問題の形式が他の国家試験と比べて少し変わっており、計算問題を除き、4つの選択肢の中から正しい選択肢の組み合わせを選ぶ形式である。
つまり、4つの選択肢の内、正しいものが2つ、間違っているものが2つあり、それを選択する形式である。
(4つの中から2つを選択するため、高校数学で言う 4C2 となり、(4*3)/(1*2) = 6 パターン存在する。なお、選択肢は6つのため実質回答の選択肢の存在意義はない)
例年3問程度計算問題が出題されるが、1問を除き暗算で解答が出せるレベルの問題のため、解き方を覚えていれば計算問題も難しくはない。
1問は化学式をもとに mol 計算や比エネルギー計算 (火薬力) を求める計算のため、若干筆算が必要だが、計算自体は小中学生で十分溶けるレベルのため難しくない。
合格基準
火薬類取締に関する法令から20問、一般火薬学の20問の、それぞれ12問以上の正解で合格になる。(つまり、正答率60%以上で合格)
合計で24問以上正解している場合でも、どちらかの科目の正答数が12問に満たない場合、不合格になるため注意が必要。
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