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疲れを遠野で癒してきた(東北旅行①街歩き)

東北岩手は民話の里として有名な遠野へ行ってきた。
ずっと友人から勧められていてようやく来ることができた。
遠野は思った以上に遠野だった。

※この記事は殆ど画像なので気合入れれば約10秒で読めます。


釜石線新花巻駅のホームから
暑さを忘れるくらい良い景色だ。
うおー!夏がはじまるぜ!
遠野駅。
帝冠形式の流行った大正末期の雰囲気があって素敵な駅舎だ。
2階部はかつて宿泊施設として使われていたという。泊まってみたかったな。

街を歩く


古い建物の内装を変えて使用する店舗が多く、前のお店の看板がそのまま残ってて面白い。
雨が降りそうだったので左のお店に避難した。
そこで待ち構えていたのは鹿踊り(ししおどり)の衣装!
実際に使われていたものを引き取って飾っているとのこと。
かっこいいー!
ジンギスカンのキムチ丼



ここは本屋さん「内田書店」
ショーケースに「内田商店」の古い看板が見える!
由緒ある商店なのだろう…
がんばってる書店さんは応援したくなるよね。
くもじいが喜びそうなもじゃもじゃハウス。
これは旧遠野宝物館だ。
商店街のはずれにもレトロな建物いっぱいで散策が捗る。


たまらんね。
たまらんねぇ。
遠野市役所も見てきた。


モダン木造でカッコいいんだ。


遠野の夜

その日の遠野の天気は目まぐるしく変わって、通り雨が来たと思って
リュックから折り畳み傘を取り出そうとする間にも陽が差してきたりというのが何度かあった。
夜になって天気が安定したので散策を再開した。
夜の遠野の顔もまた趣深いものだった。

夜の街並みも静かで最高なのよ



夜の街歩きも旅の醍醐味なのよ。


ビアバーでビールをいただくぞい。


遠野はホップの栽培も盛んでブランド地ビール作りにも力を入れている。


店を出て駅方面へ戻ると見知らぬ路地に迷い込む。


看板に明かりがともってるってことは営業中なのだろうか…
それにしても通りには人っ子一人いる気配がないのだが…


この食堂…暖簾がかかっているが
本当にやっているのか?


入っちゃった。
とりあえずムード抜群の佇まいである。


「あら」と意外そうな顔して奥からおかみさんが顔を出した。
飲んだ後なので少なめのカツ丼を注文した。
美味い。普通に美味い。
薄暗い夜中の定食屋でカツ丼をかき込むという何とも不思議な体験をして
なぜか笑いがこみあげてきた。

遠野、最高では?

今年の夏は立て続けに2本のイベントと仕事のマスターアップが重なり
心身ともにかつてない疲労に襲われて荒んだ生活になっていたのだが、
遠野という地はそんな私を斜め上の角度から優しく包んでくれる
不思議な包容力のある町だった。

(…しかし、よくわからない生物?の生暖かい毛皮?みたいなもので
背後からいきなり包まれる感じはするのである)

次回は「遠野を自転車で走る」お楽しみに


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