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インスタblog 「鹿皮紙と活版印刷 」-印刷という現代の身近な魔法-

鹿皮紙は、印刷をする事により多くの製品や商品になる可能性を秘めている

僕らの目的は無駄に廃棄されている鹿皮を活かし、市場や雇用や産業を作り出す事

新しい価値を作り出す事で、自然にかかる負担(廃棄に関わる事物エネルギー)を減らす。膨れ上がる焼却廃棄費用を減少させ、森林保全(植林や水源涵養機能回復含む)や猟師育成等の未来の費用に変える事が出来る

そんな未来

とても大きな話だが、歩みを進めるため僕ら自身が僕らの未来を照らし、か細くも獣道を作る。後から続く人が迷わないように、何処へ向かうかと解る様に。足跡が公道を作る事もある

だから「鹿皮の羊皮紙:鹿皮紙」という素材開発のみに終始する事なく、素材の可能性を模索する事が重要となる

印刷は、素材に低コストで再現可能で誰にでも使える身近な魔法

写真は印刷博物館で試してきた活版印刷だ(紙は鹿皮紙ではありません)

羊皮紙と活版印刷は年代が近い事からイメージや理解がし易く、価値がぶつかる事がない

先の話だが、鹿皮紙を「知って」「触って」「作って」「使う」事の出来る場所ができる

その場所に活版印刷の導入もしたい

印刷の可能性は幅広く、無限にある

僕らの手から離れた時が来て、鹿皮紙をユーザーがどの様に魅せてくれるのか楽しみで仕方がない

2022/3/16

鹿皮紙プロジェクト代表 カワダ シュウジ


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