恋愛が苦手な話
僕は恋愛が苦手だ。
誰かを愛するということが未だに理解できずにいる。
自己紹介の時に書いた彼女ともとっくに別れている。
理由はなんだったか。
価値観の違いとかそういうものだろう。
誰かと付き合って、別れてなんてよくある話だし
別に珍しくもなんともない。
ただ自分自身気になっているのが
別れてもそこまでダメージがない。
ということである。
若かりし頃は、誰かを好きになるということに一喜一憂して
自分の時間を恋愛に捧げたものだ。
だがどこかしらのタイミングで
『人の愛し方』を落としてしまったらしい。
もちろん、お付き合いする際にはその人のことを『好き』ではいる。
ただ別れてみると気付く。
『なるほど、好きと思い込んでいただけなのか』と。
だからきっと傷付かない。
いやまあ、過去のトラウマのせいで自衛している気もするが…。
『恋人がほしい』
なんてワードをよく見かけるが、理解できない言葉のTOP5には入る。
『好きな人と付き合いたい』なら理解できるが
『恋人がほしい』ってなんだ?
要は誰でもいいってコト…?になる。
僕が最後に心から人を愛したのは、もう10年以上前だと思う。
今後またそんな人が現れるかは分からないが、
誰かを心から好きになる感覚をもう一度味わってみたいものだ。
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