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ドーパミンをハッキング! 〜書籍『スマホ脳』より

アンダース・ハンセン著『スマホ脳』がマジで面白かったので、
会う人会う人にこの本を紹介してしまう〜!

本屋で見てまず惹かれたのは
「FacebookやInstagramなどのSNSが
いいねボタンやハートマークをつけるタイミングを調整して、
報酬系(ドーパミン)をハッキングしている」ということ。

ほとんどのアプリが無料で使えて便利な反面、
それほどまでに人々の注意や時間には代えがたい価値がある。

スマホが大衆に普及したことで
記憶力、集中力の低下や睡眠時間の削減、
身体の健康、心の健康への影響がみられたこと。

なぜスマホ依存になるか?というと
「情報収集欲」も「承認欲求」も、人類の生存本能において
脳に備わったプログラムであるから、という解説が非常に面白かった。

かくいうわたしも気がつけばTwitterを眺めているスマホ中毒者である‥‥。

読んでいるうちに、スマホとは別のところでも起こる
日々の感情や欲求についても整理された。

焦ったり、居心地の悪い感じがしても
「人間だからそうなんだ」と認められれば
いったん落ち着くというか。

そのとき、Clubhouseがやってきた

また、この本を読んでいるときに
「clubhouse」という音声SNSが日本で流行りはじめ、
友人から「入った?」と連絡もらったのだけど
(彼女はすでに招待枠を使い切ってしまった)

1日一枚絵を描くために頑張らないといけないので
「ま、入るなってことか?」と割り切りつつも
チラチラと漏れ出る情報に「やっぱり気になる!」と思った。

翌日には別の友人から招待もらって入れたが、
Android機は未対応ということで、他の子のことを考えると
手放しではしゃぐのはなんかなぁ…という気に病みがあったり。

その数日後には
「クラブハウス必勝法」「フォロワー増やす方法」
などの情報もバンバン出てくるなかで、
インフルエンサーの価値についても考え始めた。

個人の情報発信が世界に届く時代で、
素敵な情報を発信している人が注目を浴び
インフルエンサーになるのは当然だし、
感謝しかないのだけれど、

情報ビーチフラッグのような、勝者/敗者に分かれるゲームは
安心とは真逆の、居心地の悪い世界になるような気がして。

でも、誰もが&自分もが

「自分の情報が、誰かのなにかの役に立つかもしれない」
「自分の言葉、行動、商品には価値がある」

と思うから、少しでも多くの人に届くよう
努力することは当然で、美しいことだ。

‥‥なんてことを思いながら
noteを書いたり、YouTubeを撮ったり、
webを更新するのでございました。

『スマホ脳』、日々の生活に大きな問いを投げてくれた一冊。

情報とうまく付き合って
心身ともに健康で、集中力高く、ぐっすりと眠る、、、
そんな人生を送ろうと思います!!

スマホ脳(新潮新書)

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