数値目標より行動目標を大事にすべき理由。
「数値目標を立てる必要があるのは分かるけれど、立て方が分からない」
そんな話をお聞きしました。業界的な指標を検索してはみたものの、出てこない。見つかったとしてもそれが適切なものなのか分からない。
見つからないのも当然です。的確な数値目標やそこに至るための工夫こそが本当のノウハウだから。人や会社の生命線ですね。広告費を最小に抑えて成約率を最大化する秘訣などもそう。
それに、その人間や会社が作り上げてきた仕組みがあってこそ達成できる目標だから、応用が効かない。だから、他人に教えても仕方がない、という事情もあると思います。
とらえどころのない数値目標を追い求めるくらいなら、誰でも達成できる目標を用いたいもの。それは、行動目標です。
1日1回情報発信をするのもそう。1日1回営業活動をするのもそう。
数値目標という結果ではなくその手前の「計画」に軸足を置く、といってもいいかもしれません。行動目標なら、誰にでも立てることができますよね。
そして10回の行動が1回の結果に変わるというデータが蓄積されれば、今度こそそれが数値目標に変わっていきます。というか、誰しもそうやって数値目標にたどり着いたはずなんですよね。
試行錯誤をしながら。そのうちに勘どころのようなものが掴めてきて、一気にショートカットして数値目標を立てられるようになる。それだけ。
営業マンをしていた頃もそうでした。最初は予算目標を立てろ、と言われても当てずっぽう(笑)。それがだんだん精度を増してきて、3ヶ月後、あるいは半年後はこれくらいの売上になる、ということが分かるようになりました。
蓄積がなされていくから。
目標を達成したイメージを持って行動しよう、という人がいますがありゃ無理だと思います。
もちろん定性的な、モチベーション的な意味では有効かもしれない。でも、定量的には思い描けないことは思い描けないですよ(汗)。
そうやって自分を騙して行動しても机上の空論にしかならないと思います。結果は“生もの”だから、外的要因にすぐ左右されてしまうものですし。
数値目標に至るまでの道程には次第にトピックが当たらなくなります。なぜなら、結果が出始めたら行動は目標ではなく当たり前になるからです。
(だから行動目標の大切さって伝わっていかないんですね、、)
僕はまだまだ行動目標をひたすら改善し続ける段階です。「これ」と明確な結果に至るまでのルートは目下開拓中。
そのおかげで行動と結果をつなぐスキームの立て方は上手になりました(笑)。最近もクライアントさんから、
「行動管理が上手だから助かっています」
といっていただいたばかりです。頬が赤くなりますね。
行動目標を立てるお手伝いをお望みなら、無料相談へどうぞ。
ps.写真は先日、人のベッドでスゴい体勢で寝ていた愛犬です。彼には目標などなく、常に自然体な生き方をしています。こういうあり方もうらやましい…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?