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きっと乗り越えられる。

久しぶりのnote. 自分の想いを言葉にしました.

ぜひ、沢山の方に読んでいただきたいです。

初めての方たちにはまず軽く自己紹介を.

鹿山拓真(しかやまたくま)
長崎県出身 今年で25歳になります。
現在はJ3のカターレ富山で現役のJリーガーとして
頑張っております。
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この夏、僕は移籍を決断しました。
出場機会ももちろん求めていましたが
長崎出身で地元のチームで...という
自分は今の環境に甘えているのではないか。
試合に出れてない中でこの練習量でいいのか。

よくある言葉で
決断に迷ったら、人が嫌がる方を選択しなさい。

本当にその言葉の通り。

より厳しく、強度な環境に身を置き
なおかつ、自分を成長させることができる場所を
自分は求めていました。

自分にとってすごく前向きな決断でした。
それは今もそう思います。

富山に来て、早々に怪我などもあり
なかなかコンディションが上がらない...

焦りと不安で胸がいっぱいでしたが
とにかく自分にベクトルを向け
自分のフィジカル的な課題にも取り組むことができ
自分を見つめ直す、有意義な時間となりました。

やっと調子も上がってきて
先日の練習試合で初めて90分できる!と
意気込んだ試合の終盤に

接触で脳震盪。救急搬送。

過去に何度も脳震盪と診断されており

もうサッカーができないのではないか...

本当にそう考えてしまう自分がいました。

幸いなことに、脳に異常はなし。
これからまた復帰のプログラムをこなし
合流できる日までリハビリを続けることができます。

自分の座右の銘は
自分を知っている方は嫌と言うほど
聞かされてると思いますが

「人間万事塞翁が馬」です。

その言葉を座右の銘にするきっかけとなったのが
近畿大学の卒業式にて
ips細胞の研究をされており
ノーベル生理学・医学賞を受賞された
山中伸弥教授の卒業生に向けての
スピーチをYouTubeで目にしたときでした。

https://youtu.be/m0OqmlwJfMI

ぜひ、よかったら皆さんも聞いてみてください。

そのスピーチの最後に山中さんは卒業生に向けて
こう仰いました。

「これから社会に出られて、色々なことがあると思います。皆さんそれぞれに塞翁が馬があると思います。だから人生は楽しいとも言えると思います。」

本当にその通りだと思います。

たとえ、辛い日々ばかり続いても
絶対に良い事は待ってます。
僕はそう信じてます。

そして

だからこそ人生は楽しい。

僕もそう思います。

自分のこれまでの人生。25年。
沢山の方に支えられてここまでやってきました。

もしかしたら、また復帰できても
脳震盪を起こしてしまうかもしれない。
脳がすごく揺れやすくなっているため
絶対にないとは言い切れません。

もう本当にサッカーができなくなる日も
近いのかもしれません。

その日を考えると
すごく不安で恐怖すら感じます。

本当にこのたった一度きりの人生を
自分の後悔のないように生きるためには

毎日毎日を一生懸命生きる。

そして

自分一人ではなく、沢山の方々のおかげで
今の自分が存在できている、働けている
ということを決して忘れずに
毎日を生きることだと思っています。

もう一つ好きな言葉が僕にはあります。

「生きてるだけでまる儲け」

明石家さんまさんの言葉です。

本当にその言葉の通りだと思います。

命があること。生きていること。
当たり前に感じますが
すごくありがたいことです。

これからも
沢山の方々に勇気や希望を少しでも
与えることができるように。

僕はもう一度、サッカー選手として
堂々とピッチに立ちたいです。

そう強く思います。決して諦めません。

きっと自分なら乗り越えられます。

J2復帰というチームの目標の力に
少しでもなれるように。

今できる事を全力で頑張ります。

皆さんの沢山の応援メッセージが
いつも本当に励みになっています。

言葉にする事で少し自分も楽になるので
長文を失礼いたしました。

これからも応援宜しくお願いします。

カターレ富山 #33 鹿山拓真

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