見出し画像

Pearl Jam 『Gigaton』

Alive

パールジャムが12曲の新曲を出した。アルバムを一聴して三十年来のファンにはただただ抑揚なく興奮する12曲が最後まで。
何故ニューアルバムと称さないのか、分かりやすく彼らと関連性がある他のバンドで例えるならR.E.M.がメジャー以降アルバム毎に音楽性を変え『Losing My Religion』から『How The West Was Won And Where It Got Usp』を経て『Living Well Is The Best Revenge』に至る長い月日を経たバンドのドラマ性があるのとは違い、パールジャムの今作『Gigaton』はデビュー作『Ten』の次に発表されていても私達にはこのアルバムが『Vs.』だったのかもしれないほど一貫してパールジャムはパールジャムでしかないからだ。
勿論、パールジャムも紆余曲折を経て今があるがそのすべてが楽曲に反映され、もはやレベルミュージックと呼んでも適するバンドの象徴にいる。
初期、中期のパールジャムのアルバムが好きな人は間違いなく、そう感じるはずだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?