小説家になろうの収益化

小説家になろうの20周年イベントで収益化の話が出たという話が流れてきましたが
何時から開始なのか具体的な情報はないものの、イベントとはいえ発表があったという事は
何らかの形の収益化できる目途がついたという事ですかね。

現在、小説家になろうはカクヨムに押されていますが、それでも
まだまだ小説投稿サイトとしてはユーザー登録、作者、読者、作品はトップと思われます。
ただ、詳しい読者数などはそれぞれのサイトの細かいデーターがないので比較が難しいですが。

小説投稿サイトで収益化できてるのはカクヨムとアルファポリス。
どちらも出版社が運営してるので、出来ていると思います。
特にカクヨムはKADOKAWAなので、資本の大きさが違います。
小説家になろうのヒナプロジェクトは従業員数十人の会社ですので
運営自体は問題なくても、収益の配分までは出来るほどはない。
なので、今まで収益化をできなかったものの、経営体制が一新されたのと
何らかの形で収益化の目途がついた感じですかね。

例えば資金の融資や収益化出来る新事業の立ち上げと言った所ですかね。
現在、作品が残っている作者数は30万人ちょっと。
1人あたり年間1000円としても年間3億円かかりますので、ヒナプロジェクトは
安定した黒字であるそうですが、3億円も配れる体力はやはりないでようね。

もちろん、全員に配分しなくてもトップランクの層に配分するだけでも
結構な額になるのだと思います。
3億円配るとなると、いくらの利益があればというのは難しいですが
KADOKWAの2023年度の第3四半期の親会社の純利益が121億円だそうなので、これぐらいは必要なのかと。
KADOKAWAの純利益でこれぐらいなので、ヒナプロジェクトが利益の配分をするのは難しいかなと。

なので、作者の収益化を20周年のイベント発表した事は資金が手に入ったという事ですかね。
どのような方法で収益化するのかはまだまだわかりませんが
小説家になろうの収益化はかなりのインパクトにはなりそうです。

ただ、カクヨムはサブスクをはじましたので、やはり資本と経営体力の差はでてますね。
カクヨムも今年で8年になるので、こちらも動きは出てくるのしょうかね。

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