常に病気予防を

常に病気予防を


空気の酸素は呼吸していると自然に体内に入って来ます。

カルシウムの星といわれる地球では、自然界の生物を摂取する事により飲食物から酸素と同様にカルシウム分は体内に取り込まれております。

人間は雑食動物であり、地球の生物は総てカルシウムを含有しているからです。

酸素は呼吸で、カルシウムは飲食で自然に体内に入り生理作用をしている事になります。

生育の為には酸素もカルシウムも同様に必要成分となっているからです。

しかし乍体内のカルシウム量の消費が進む高齢者や閉経後の御婦人は、体内消費のカルシウム分が飲食物から摂取する量に間に合わず、溶骨が促進する為に消費量が大きく、カルシウム不足の骨粗鬆症に陥り易くなります。

人体生育と日々の新陳代謝の為には、カルシウムを必要としております。

骨はカルシウムの銀行としてカルシウム代謝を調整しておりますが、問題は骨のみではありません。

カルシウムは神経の働きにも、体内のアミノ酸の問題にも、筋肉や組織を動かすにも、心臓の働きにも消費しており、其の出し入れが骨格という事です。

古くなった悪玉のカルシウムは成人では一日約600mgが新陳代謝の対象となり、体内生理で使用後のイオン化の高い悪玉カルシウムとなり、尿に150mg~200mg、糞便には250mg~350mg、汗で20mg~50mg、一日量は420mg~600mgのカルシウムが排泄されております。

妊婦では胎児に使用するカルシウムを併せて1000mg~1100mg、成長時の女性で女性美を誇るには700mg~900mg、働き盛りの男性は900mg~1000mgが必要とされております。

カルシウムは多く摂っても害はありませんが、腸から吸収するのに消化限度があります。

体内では骨に直接入り肝臓や腎臓に溜まる事はありませんので、臓腑に異常を来す事はありません。

この量に見合う善玉カルシウムを飲食で摂取しなければカルシウム不足を生ずる事になり、カルシウム結合蛋白の働きが停止し、アミノ酸や酵素・ホルモン等も作用しなくなります。

カルシウムは骨に一億・体液に一万・細胞に一個の割合で体内に含有されております。

細胞は一個ですが、人体内には60兆個あり全身に及んでいる事になります。

このカルシウムは常磁性とアルカリ性の性質を持っております。

磁気は地磁気に同調し人体内の電磁現象を産み出しており、アルカリ性は体液のアルカリ性を保ってストレス等からの防御に対抗しております。

磁気現象が弱まると体内の生理の電磁気現象が衰退し、動く事も考える事も出来なくなり元気も消失してきます。

これ等はカルシウムの性質の作用によるものですから、カルシウム不足は新陳代謝の他に人の活動の基盤を破壊する事になります。

カルシウム不足が生じると悪玉のカルシウムが増加し、善玉カルシウムを補充しなければカルシウム・パラドックスを発生させます。

カルシウム・パラドックスは万病の源といわれております。

カルシウム・パラドックスは、古くなったイオン化カルシウムが細胞の内外に蓄積して発生しております。

血管を詰まらせ筋肉等を収縮凝結させ、五臓六腑の体液の循環をも阻害し、生理活動を根本から不能にします。

五臓六腑や筋肉靱帯・神経細胞の活動停止や、異常興奮の疼痛や麻痺の原因となります。

脳のカルシウムの生理以上は記憶迄狂わせ、運動神経や自律神経の働きを異常にし、ホルモンの作用を停滞させます。

悪玉のカルシウムはベンゼン環のパイ電子と結びつき発ガンの元ともなり、アレルギーの原因ともなって健康を阻害しています。

カルシウム不足は体内に寄生するソマチットの生育にも影響を能えます。

風化貝化石カルシウムは善玉カルシウムに併せて、古代ソマチットを含有しております。

古代ソマチットのような微生物が活性化すると、特殊成長ホルモンのトレフォンを分泌して過剰を抑制し不足を補う大切な作用をしており、ソマチットの宿主である人間の免疫力を高めて保護する重要な作用をしております。

ソマチット学会はソマチットの不活性を病気と呼んでおります。

臓腑等の組織が過剰の抑制・不足の補充の作用が低下すると、生理活動や新陳代謝が阻害されて病気になると考えたものと思います。

更に免疫力低下の問題もあります。

このソマチットを活性化させる為には、カルシウムの性質である常磁性とアルカリ性が必要となり、カルシウムを摂取して活動を昂揚させなければなりません。

現代西洋医学は、 疾病は原因が事故による骨折とかウイルスや細菌の感染・劇毒物の中毒・遺伝によるもの等、人体組織の損傷や変異によるもので、進んだ科学は顕微鏡や薬学・生化学・血液検査・糞尿検査・心電計・脳波計等々の器具を用いて統計により調査し、化学医薬品を投与し、或いは手術や凝血焼却等で原因患部を除去・鎮痛鎮静を行っております。

医学は日進月歩の研究が成されておりますが、病気が減少する所か逆に増加現象にあるようです。

詳細を検査研究する所から、従来は問題にしない症状迄も医薬品の進歩は病気と決めつけて投薬して、症状を鎮静しようとする為かと思われます。 

しかし乍、体質的に成分の不足から来る自然現象は、不足な物を補充しない限り原因の除去が出来ない事になり、例えばビタミンは重要な成分であるが加工して人為的に作ったビタミン類は人体の消化器器官で分解解毒され無意味な物質に変化するとか、重要なカルシウムはイオン化した悪玉のカルシウムとなり、体内に入って作用が強く直ちに細胞組織に沈着して病気の原因にもなっています。

自然の儘の養分を必要としております。

従って医薬品のカルシウムは服用すると副作用が大となり、現代西洋医学ではカルシウムについて不問視しています。

人々はカルシウムを医薬品に頼る事なく、自然の飲食物より摂取するべきです。

現代社会においてはカルシウムの不足が進行し、骨粗鬆症は高齢者で留まらず若年者にも及び、妊婦のカルシウム不足は胎児に波及し、医師に「出産したばかりの嬰児は生まれ乍にして骨粗鬆症」と言われる迄に進行しており、病気もカルシウム不足に比例するように若年者にも波及しております。

若年者に多いのはアレルギー症状で、正常に回復させるには約12年間のカルシウムの大量摂取が必要となります。

カルシウム不足は空気と同様に不足していても直ちに症状が出ませんし、回復に時間がかかります。

カルシウム不足は人体の基本の欠如となりますので、之が原因で罹病すると回復には時間が必要であり、カルシウムを補充しない限り症状は抑えられても完治する事なく、余病を併発する事になります。

カルシウム不足は他に治療する方法がありませんので、充分にカルシウムを含んだ物を摂取するか風化貝化石カルシウムを摂るようにして下さい。

 

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