アミノ酸とカルシウム

アミノ酸とカルシウム


人の生命はカルシウムの伝承により保たれております。

地球はカルシウムの星といわれるのは、地球に棲む総ての生物はカルシウムを含有し、胎児造成中は母体よりカルシウムを得て生育し、出生後は生物からカルシウムを受け継いで生育し、常にカルシウムの移動により生命を保持しております。

人の場合は骨に一億・体液に一万・細胞に一個のカルシウムを保持しているといわれます。

個人の細胞は60兆個有るといわれ、全身にカルシウムは配布されている事になります。

カルシウムは常磁性とアルカリ性の性質を持ち、人体を磁化し、体内では電磁現象を発生させ生理活動の中心となり、アルカリ性は全身をストレスの過酸化傾向より防御しております。

更に重要なのは体内において蛋白質に作用し、アミノ酸類を精製する事です。

アミノ酸類はポリフェノール・フラボノイド・アセチルグルコサミン・ヒアルロン酸・コラーゲン等骨や筋肉等に必要で、特に女性の美容やお産に欠かす事の出来ない成分です。

是等アミノ酸類が重要な為、生物のアミノ酸を抽出して健康食品として販売しておりますが、加工したアミノ酸は人体では無効です。

血液に型があるように、コラーゲンであっても人体に入れば拒絶され体内に入る事はありません。

しかし総てが無効というのではありません。

頭痛の人でも澱粉を服用させて頭痛薬だと信じらせると頭痛薬としての効果が出て参りますので、薬効が無くても効果がないとは言えません。

効果が医学的に認められないので医薬品にはなっておりませんが、コラーゲンには相違ないので健康食品として販売されております。

外用はコラーゲンとして作用しますが内服は無効です。

テレビ画面の上の方に「薬行ではありません、お客様の意見です」と断りが有るはずです。

濃縮・抽出・合成等した是等成分は消化器では受け付けず、分解か解毒・中和されて効果が無くなっております。

特にビタミン類は効果がありません。

直接成分を含んだ生物を食して、各自の体内で精製する事です。

成分の抽出・濃縮・精製・発酵等は、成分を変形してしまいます。

その製品の濃度が濃くなり純度が高くなればなる程、人体には異物となります。

人体も自然の存在であり、是に人工の物を負荷して自然を変える試みは無謀と云うべきです。

自然の中に自然に存在する生物であり是に作用させるには、自然界の物質に寄るべきと思われます。

趣味・嗜好により満足感を得るつもりなら科学の活用も良い事になりますが、自然の生体を対象とする場合は自然に任せるべきで、自然の神業を科学で克服する事は出来ません。

ブルーベリーがアントシアニンを含んでいるから視力改善効果があるとメーカーは云いますが、国立健康・国立栄養研究所は否定して、排泄時に作用すると尿路感染症に作用すると公表しております。

「胡麻」にしても、含有のセサミンが単独で効果があるように宣伝されておりますが、セサミンより胡麻を形成する他の成分との総合作用と人体内の精製作用等総合して効果が現れている場合が多く、セサミンを単独で取り出し濃縮したものは効果に疑問が生じます。

現在の処効果を証明するデーターがありません。

天然の胡麻の場合は、含有するカルシウムの効果が大きいようです。

従って抽出したセサミンや濃度を濃くした成分は作用していない事になります。

コラーゲンやヒアルロン酸はカルシウム結合蛋白質で、体外で精製された物は体内で消化作用により分解し解毒されて成分としての作用はしておりません。

自然に即した濃度や浸透圧が一致しなければ作用が発生しません。

無理に濃度を高め少量でも効果があるような宣伝には気を付けて下さい。

自然の物質に作用させるには、一定の決まった濃度がある筈です。

無理に注入すると、異物として異常を発生させます。

濃縮は便利のようですが、自然界の生物に適応させる事が出来ません。

煮沸発酵も成分に変化をもたらします。

金属容器で殺菌・濃縮する段階で、金属イオンの媒介により成分が変化している事に気が付いておりません。

生薬から成分を抽出するのにガラス容器や土鍋を使用している事を考えて下さい。

濃縮した成分の中には、体内で消化出来ずに下痢を起こす物もあります。

自然は草木の芽が萌え出て成長し、花を咲かせて実を作る神業で人体も形成しております。

地球の生物である人間が必要な古代要素の酸素・水素・窒素は呼吸をする事で自然に摂取する事が出来、ナトリウムとカルシウムは生物から摂取するように作られております。

必要なアミノ酸も体内でカルシウム結合蛋白質から精製され、其の器材にも多量のカルシウムを必要としております。

トロポニンは骨格筋、心筋の収縮に不可欠な蛋白質とカルシウムの複合体です。

トポロニンは細胞内膜系の筋小胞体のカルシウムチャンネルを活動電位に依って開閉し筋収縮の制御調整を行っています。

カルモジュリンは至る所にあるカルシウム結合蛋白質で、多くの蛋白質を対象に制御を行っており、様々な細胞機能に影響を与え、炎症・代謝・筋肉収縮・細胞内移動・短期記憶・長期記憶・神経成長・免疫反応等々の様々な過程に関わり合っているといわれております。

蛋白質の多くは単独でカルシウムに結合する事が出来ず、カルモジュリンを介して小胞体や筋小胞体にカルシウムの貯蔵を行っているといわれております。

骨間の牽引力とトポロニンの活動電位に依る筋収縮の制御調整は人間の運動に重大な作用をもたらし、カルシウム不足による牽引力の低下やトポロニンの作用低下は運動機能に多大な影響を与える事になります。

カルシウムと蛋白質の結合で構成されるカルモジュリンは善玉のカルシウムを必要とし、カルシウムのイオン化が進むと感度が強くなり過ぎて制御が出来ず、脳神経の弊害を生じさせます。

ソマチットとカルシウムを加えてカルモジュリンをも活性化させる必要が有りますが、高齢者はカルシウムが不足する為カルモジュリンの作用が低下し、記憶障害を伴う事になります。

カルシウムの磁気の牽引力は骨と骨との正しい牽引力と、カルシウムと蛋白質によるトポロニン・カルモジュリンの作用により行われており、骨形成のカルシウムと骨の磁気組成の磁気とトポロニン・カルモジュリンの素材に必要となり、カルシウムが不足になると動く物としての生物の致命傷となります。

カルシウムは体内では骨に蓄積され、必要に応じて溶かし出されて生理作用を営んでおります。

カルシウムの摂取量が減少すると骨が痩せて骨粗鬆症となり、体内磁場も低下して体調を低下させ、新陳代謝や生理活動を阻害し、酵素やホルモン・ビタミンの作用も変調を起こして未病を生じ、果ては癌や難病・奇病を生じます。

自然界からイオン化していないカルシウムを摂取して下さい。

風化貝化石カルシウムは最適です。


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