女性とカルシウム

女性とカルシウム


●世界の常識は、女性は男性より長生きするというのが通説です。

日本での各年齢の死亡率を比較すると、どの年齢層においても死亡率は女性の方が低くなっており、特に高齢者になる程女性の死亡率が低くなっております。

これは交通事故とか戦争等に無関係で、病気等の自然死の事です。

カルシウムが多い程長生きし病気に罹りづらいという事です。

高齢になり骨粗鬆症を引き起こす年齢になると、病気はどっと押し寄せて来ます。

女性は更年期以降に多くの病気に悩ませられます。

特に女性ホルモンの残りの後に悪玉のカルシウムが結びつき、発ガンし易くなります。

カルシウム不足は若年者にも及び、これに比例して病気も若年者に及んでおります。

脳卒中で死亡するのは、女性1に対して男性は1,007。

心臓病は女性1に対して男性は1,04。

癌は女性1に対して男性は1,18。

結核は男性が女性の二倍半。

肺炎やインフルエンザの死亡率は男性が女性より三割も多く、小児麻痺でも男性が五割も多くなっております。

出血や痛みの酷い外科手術等も女性の方が男性より良く耐えるし、第二次大戦中強制収容所生活の苦しみに耐えて生き延びたのも女性が多かったといわれています。

女性は遺伝子を一杯含んだエックス染色体が男性より一個多いだけで血友病や色盲が少なくなっていて、女性がお産で余り死ななくなってからは25歳から40歳迄は女性の死亡率は男性の半分以下になっており、著しいのは冠状動脈の病気で、女性一人に対して男性は5,6人死んでおります。

しかし乍、閉経後の女性の死亡率は男性と変わる事がありません。

この原因は女性ホルモンのエストロゲンに有るようです。

エストロゲンがコレステロールを抑え、冠状動脈の硬化を防いでいるらしいというのが現代西洋医学の見方であります。

エストロゲンという女性ホルモンとカルシウムは同様の作用をしており、カルシウムの摂取で病気を防ぎ、カルシウムの磁気で元気を生み出し、ソマチットの補充で新陳代謝や免疫を高める事が出来るとされております。

特にエストロゲンの少ない男性はカルシウムを摂る必要があります。

男性の骨粗鬆症は骨に骨棘の出来る変形の骨粗鬆症が多く、骨本体の骨塩量が不足している為、軽視され勝ちですが、病の多くに悪玉カルシウムが関わっている事を考えて、善玉カルシウムの摂取に努めるべきです。

男性に女性ホルモンのエストロゲンを補充する事が出来ない為で、エストロゲンの過剰は未熟細胞の増殖に繋がり発ガンの恐れがある為です。

発ガンは女性ホルモンの不在部位には発生しておりません。

エストロゲンは後視床下部に作用して肝臓や筋肉の発熱を促し、女性らしい姿態を形成する事から、これと同一の作用をするカルシウムが長寿・発熱・美容に関連すると説明しております。

エストロゲンは細胞の分裂を促進させる力が強力で、緩和作用のカルシウムと協調します。

女性はお産という重要な子孫繁栄の天命を持って生まれて来ています。

其の為女性ホルモンのエストロゲンは卵巣で生成され女体を守っておりますが、生理や出産で多量のカルシウムと併せてエストロゲンも消費し無防備な体となり、脳視床下部が正常に作動せず自律神経の異常症状が多くなります。

これを制御する為には、エストロゲンと同じ作用をしているカルシウムが必要となります。

ホルモンの異常増加は発ガンの危険がある為です。

特に出産時には胎児にカルシウムを摂られる事から、正常な胎児の発育お産の前後処理等の為多量にカルシウムを必要とし、不足が生ずると悪阻現象として警報が出され、磁気不足として逆子現象が発生します。

天命を全うする為にはカルシウムの大量摂取が望まれますのが、カルシウムの星の生物の宿命です。

尚女性のカルシウム不足は下腹部のオ血(オの字はヤマイダレに於)が問題で、万病の原因になるばかりか、骨盤(腰椎)周辺の骨を溶解し下肢の運動不全を起こし易くします。

命を長らえても足腰が悪く寝た切りの状態になり易く、オ血駆除の為カルシウムや珊瑚草が必要となります。

本来ならば海草を多量に必要というのは、元々海に生育していた生物の為といわれております。

●医薬品はイオン化した成分が対象とされ、イオン化してないものは余り論じられません。

しかし薬は古来より生物や自然の産物によってなされて来ました。

医薬品は効果が早いですが、副作用が案じられます。

熟成し生成し科学作用を加えたイオン化製品は、自然界の人間には有利では有りません。

風化貝化石カルシウムもソマチットも自然界の物で、医薬品の対象ではありません。

従って、カルシウムで病気を治すという事は言えませんが、地球の生物と考えるとカルシウムこそが磁気性とアルカリ性を持つ動物の基本という事になります。

この基本が不足する場合は、人間の形成が乱れる事は当然となります。

特に女性は海に例えられる位人類の源をなしております。

地球はカルシウムの星です。

カルシウムは常磁性とアルカリ性の性質を持って地球や宇宙に対応し、ソマチットも人体内の新陳代謝の過剰を抑制し不足を補い免疫力を高める作用をしております。

女性の悩みの一つに更年期症状が挙げられます。

更年期症状は発汗・ほてり・高血圧症状・のぼせ・動悸・倦怠感・脱力感・頭痛・不眠・精神不安・肩こり等々の症状が生じます。

この大半は脳の視床下部の異常で、視床下部は自律神経を司っております。

この原因は卵巣萎縮によるエストロゲンの低下に起因します。

エストロゲンが低下すると骨の溶解が進み、骨粗鬆症に成り易くなります。

皮膚のコラーゲンも減少し、精神的に不安定となるといわれます。

逆の発想をしますと、カルシウムはエストロゲンの作用を緩和しており、同じような作用をするプロゲステロンの作用もしてくれます。

エストロゲンは子宮ガンや乳ガンの原因をつくりますが、プロゲステロンは発ガンを抑制します。

ホルモン補充療法は、エストロゲンが発ガンの原因となるという事により嫌われて来ましたが、プロゲステロンと併用するように成ってからは、逆に癌の発生が抑えられたといわれております。

改善する疾病は、乳ガン・子宮体癌・重篤な肝疾患・脳卒中・心筋梗塞が挙げられ、悪玉のコレステロールの低下にも効果的で、何れもカルシウム不足から生ずる症状と一致しています。

これ等はカルシウムの効果とはいっておりませんが、善玉カルシウムの不足や磁気不足が原因と思われます。

実際の臨床ではカルシウム摂取者には癌に罹る人がおらず、患っていた癌が小さくなり消滅した人さえおります。

コラーゲンも蛋白質とカルシウムの合成の産物です。

イオン化した体外のコラーゲンは人体内で消化解毒されてコラーゲンとしての作用はしておらず、其の人の体内で合成されたコラーゲンのみが有効に作用します。

人体は自分の体内で作った成分等により生育や新陳代謝がなされており、外部から入る物は異質の物とされ、一度体内の関所を経た養分のみが適正な作用をしております。

エストロゲンは視床下部に作用して自律神経を正常に作動しますが、カルシウムは此に代わって視床下部の働きを正常にしております。

従ってカルシウムの摂取者には更年期症状の発生がありません。

女性の天性の受胎もカルシウムが主力を占めます。

胎児の細胞分裂もカルシウムの作用であり、悪阻現象もカルシウム不足から発生します。

逆子の原因はカルシウムの磁気性の現象が原因をなしており、分娩後の産道修復はカルシウムの作用によるものです。

男性の不妊の原因もカルシウム不足が主な原因と成っております。

精子に善玉カルシウムが無いと卵子は分裂を開始しません。

卵子活動の鍵は男性の善玉カルシウムです。

不妊症の方は御夫婦のカルシウムに配意して下さい。

カルシウムと疾病の問題も考えられます。

骨にカルシウム分が不足すると、体内に悪玉のカルシウムが増加します。

女性の下半身は女性ホルモンの関係から電気的にマイナスに傾き易く、これにイオン化カルシウムやプラスの硬度分が結合してオ血症状を発生させます。

オ血現象は筋肉や靱帯を収縮させ、血管や神経組織の正常な作用を阻害し、結果万病の原因とされております。

女性に多いイオン化した鉄とかマグネシウムは、イオン化していない海草の珊瑚草の服用が望まれます。

老後の下肢の運動不全は、体の不自由な長寿生活を強いられます。

風化貝化石カルシウムを摂取して、健康な行動を取れる長寿を全うしたいものです。

近年の若年者はカルシウム不足化を指摘されております。

生まれ乍にして骨粗鬆症と指摘する医師も居る位です。

女性は幾ら女性ホルモンのエストロゲンを卵巣で生み出しても、お腹の子供は発育するにはカルシウムが必要であり、母胎のカルシウム不足は子々孫々に悪影響を与えます。

母胎にカルシウムが不足すると子供はカルシウム不足となり、不完全な細胞分裂を生じ不完全な臓器を作り奇形や奇病と騒がれる事になります。

特に多いのは心臓の奇形です。

出産して奇病と言われる前に、カルシウムを補充して下さい。

健やかな子供を産み育てる事が天命ならば、カルシウムの星に生まれた自然の理に合うように、カルシウムを十分摂取して、無病の明るい家庭を作り上げるべきと思われます。


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