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30代、寝具をフィットするものに買い替える①

ここ数ヶ月、寝起きに「あぁ、寝足りない」と思う頻度が増えていた。
寝る直前の携帯操作をやめて目への刺激を減らしても、室内の温度を調整しても、効果が出なかった。さらに、腰も徐々に痛くなり、日々のやる気が低空飛行。

自分自身に原因があるのではなく、寝具に問題があるのでは?と思い、
敷布団の買い替え時期を調べてみると、3年〜5年が目安らしい。

敷き布団は綿を使っているのでマットレスよりへたりが早く、3~5年が交換の目安。マットレスは5~10年です。製品の仕様や使い方によって、寿命は変わってきます。お尻が当たる部分を手の平で真上から押さえて、他の部分より凹んでいれば、買い替え時と思ってください。

快眠手帖-ふとんのコラム-

今使っている敷布団は7年前に購入したものだから、とっくに買い替え時期がきていることになる。
ただ、買い替え時期がきたからといって、何も考えずに買ってしまっては、5年間の睡眠が満足できないものになってしまう。

今回は、自分の予算と条件に折り合いをつけながら、布団を探して、実際に使った感想についての記事です。参考になれば幸いです。

敷布団にする?ベッドにする?

もともと使っていたのは敷布団。
・引越しをする際に、ベッドフレームの幅を考えなくていいこと。
・布団を干した後のふかふか感が好きなこと。
・子育てし始めてから実感したが、落下の心配をしなくていいこと。
これらが都合よかった。

一方、フローリングに敷布団は相性が悪く、カビが発生しやすい。
梅雨時期にカーペットの上に乾燥剤のシートを敷いて寝ていると、なんとなく背中に乾燥剤の粒々した感じがあり、落ち着かなかった。

春に引っ越したことで十分な自室のスペースを確保できたため、ベッドを購入することも考えたが、
・敷布団の使い心地が気に入っている
・ベッドフレームにも費用がかかるなら、その分を布団の予算に回したい
・幼児である子の落下が心配
・私はエアコンがついたままの部屋で寝るのが嫌いで、この夏は別室で窓を開けて寝ており、季節ごとに就寝場所を変えるので持ち運びしたい

ということで、引き続き敷布団を選択することにした。

実店舗には行かず、ネットで探す日々

今回の布団探し、実店舗には一度も行かなかった。
時間を取れなかったこともあるが、通販で購入した場合「○日以内であれば、返品OK」としている商品が多かったので、気に入らなければ返品することにした。

・予算は4〜5万円
・通気性がいいもの(カビ防止)
・厚みが5cm以上(底付き感防止と、乾燥剤シートを敷いた場合に感触を防ぐため)
・折り畳みがしやすいもの

こんな条件を設定し、あっちのサイトでうろうろ、こっちのサイトでうろうろと徘徊し比較した。
安く買おうと思えば1万円以下でAmazonで売られているし、布団専門店のサイトでは5万円以上するものがずらっと表示され、閲覧するサイトによって価格差が激しかった。

我が家にやってきた
名前も存在もかわいい、その名も「スリーピー・いなり」

比較検討した結果、私が購入したのが、「スリーピー・いなり」のSD(セミダブル)。
お値段44,800円なり。シングルサイズもあるが、子と一緒に寝ることも想定してSDサイズを購入。

「スリーピー・いなり」とは、台湾デザイン、製造、直送のベッドマットレスブランド「眠豆腐(スリーピー・とうふ)」の商品である。

名前が「スリーピー・いなり」というのも、直球で可愛い。
主力の商品はスリーピー・とうふ。こちらはベッド用のマットレス。台湾の方では「眠豆腐」と書くらしい。

サイズ感が伝わらないが、折り畳まれた状態で届いた。

私が探していた条件
・予算は4〜5万円 
・通気性がいいもの  
・厚みが5cm以上(底付き感防止と、乾燥剤シートを敷いた場合に感触を防ぐため)
・折り畳みがしやすいもの
をクリアしていた。

特に、あらかじめ折りたたむ場所が決まっているためその部分がへたりにくい、
切り分けされた豆腐が並べられたようなデザインのため、折りたたみの部分に違和感なく使えそうだったところがポイントだった。

豆腐何丁分かしら

しかも軽い。箱に入った状態での重さが約6.8kgなので、本体はもっと軽い。
毎日折り畳んだり、陰干しするのにも気合を入れて持ち上げなくても良い重さである。

さっそく使ってみる

タグが可愛い

見た目が可愛らしくて、このまま寝っ転がれたら幸せなんだろうけれど、シーツの使用を勧められており、ボックスシーツが無料で付属していたので、シーツを被せる。
普段の清掃はシーツの洗濯のみで良いらしい。

子供が昼寝時に寝転ぶこともあるので、防水・防ダニの敷パッド(10,800円)も合わせて購入し、万が一おむつから漏れた時も、対処できるようにした。

敷きパッドをつけた状態

ボックスシーツも付いてきたので、この上からさらに被せる。
一人でも問題なく取り付けられるタイプ。角がぐにゃっとすることもなく、整えることができた。

横たわった感覚としては、スプリングの効いた高反発のベッドを使っている印象。
厚みが10cmあるおかげで、底つき感はない。継ぎ目の違和感は全くない。
体重のかかりやすい腰やお尻のところもしっかり支えられているので、落ち込む感じがない。

そのまま就寝。翌朝まで中途覚醒することなく、起きることができた。
1週間ほど使ってみた今も、快適な睡眠が維持できている…!
寝起きの身体の強張った感じや、疲れが残っている感じがかなり減った。
セミダブルサイズだと、広々使える。これは今後買い換えるときも、同じサイズにしそうだ。

朝は畳んでもいいし、厚みがあるので、屏風のように立てておいておけば湿気を逃すことができる。見た目よりうんと軽いので、寝起きの自分でも持ち上げられる。

シーツは取り外す必要があるが、L字のように折り畳んで、壁にたてかけて、座椅子のように使ったりもしている。ふかふか。

各商品の付属のカードが可愛い
裏をめくると、商品情報が書いてある

使い始めて10日経ち、布団が新しくなると、寝るのが楽しみになった。
寝る前に携帯を見過ぎないようにして、質のいい睡眠を取るよう心がけている。
普段より金額の大きい買い物をすると、それらを活かす生活をしようとするのが
自分の性分だと、30代になってわかった。

睡眠には、寝具、自分自身の体調、環境(温度、暗さ)の3つが大事だと思っている。
これからも、仕事や育児に追われる自分のHPを満タンに回復するため、自分にあった睡眠環境を追いかけていきたい。


寝心地とは全く関係ないのだけれど、今回、購入に至った理由を考えてみた。
使い心地や口コミが良かったのはもちろんだけれど、公式サイトやインスタグラムの広報に好感が持てたのが大きい。
「こんなにこの商品はすごい!」と、購入意欲を煽る商品が多いなか、ギラっとしていない素朴な印象で、自分の睡眠生活に寄り添ってくれそうな広告の打ち出し方だ。
自分自身、使う人に寄り添ってくれると思われるサービスを提供したい。

スリーピー・とうふの公式ページ

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