どんと来い、コロナ

どうやらコロナに罹患したようだ。

感染経路は不明。
日曜日の夕方から喉に違和感があったから、その数日前？金曜日に1人で居酒屋に行ってカウンターで呑んだ時は別に密でもなかったし…
ただ、職場の人も週末喉が痛くなって熱が出たらしい。
もう下がったから出社したと月曜日に言っていた。
その人はコロナかはわからない。
もしかするとお互い先週の時点で感染していたのかもしれない。

月曜日、喉の痛みのみで発熱はしていなかったのでマスクをして普通に出社。
定時まで仕事をした。
職場で先々週くらいからずっと喉の痛みを訴えて咳をしながら仕事をしていた人がいたので、私も喉の痛みだけで終わるかもしれないと思い、また、そうあってほしいとも思った。
しかし、感覚的に去年コロナに罹患したときの感じに似ているので、もしかしたら今後発熱して仕事を休まなければならなくなる可能性もあると思い、作りかけの資料や引き継ぎ事項などクラウドにアップして担当者にメールしておいた。

帰り道で悪寒を感じ、本格的に発熱の予感。
これはもう完全にコロナだろと思ったので、前回買わなかった検査キットを買ってみた。
去年の６月に私はコロナに罹った、ということにしている。
症状的にはコロナと完全一致だったのでコロナで間違いないはずだが、その時は病院にも行かず自分で検査もせず、自宅療養を10日ほどして回復した。
もう5類に移行していて支援物資がどうとか保険がどうとかいうのもなくなっていたし、当時無職だったためコロナと判明したからと言って何の役にも立たない状況だったので検査しなかった。
しかし検査しなかったため「みなしコロナ」としか言えないことが今でも心残りだったし、もしまた罹ることがあればその時は検査したいとずっと思っていた。

そのチャンスがきた。

今更コロナに罹ったといっても、もはや罹った事ない人の方が少ないのではないかと思われる昨今、陽性だからといってどうということはない。
ただ他の人にうつさないようにしないといけないのと、まぁ、単純に検査してみたいだけである。
陽性だったとしても自宅で飯食って寝てれば治るし、一度罹っているから勝手はわかるし、どんと来いである。
上田次郎のどんと来い、超常現象ならぬ、椎名のどんと来い、コロナである。

阿部ちゃんカッコいいな

駅の近くのドラッグストアに寄って検査キットの取り扱いがあるか聞いてみた。
そこでは取り扱いがなく、調剤薬局にならあるのではということ。
たまたま近くに調剤薬局があったので行ってみると、コロナとインフルエンザ、どっちも検査できるキットが一個だけあるという。
1600円。
今はそんなハイブリッドなものがあるのか…と驚きつつ、在庫が一個という状況が、コロナが身近になりあまり検査する人がいなくなって仕入が少なくなっているのか、それとも最近また流行っていてみんな検査してるから在庫がないのかどちらだろう？と思ってしまった。
ついでに聞けばよかった。

家につき、体温を測ってみると微熱程度であったがやはり発熱していた。
こういう時は早く寝るのに限るので、普通に風呂に入ったりご飯を食べたり。
今後熱が上がってしんどくなった時のために今のうちにと思い、掃除洗濯までして普段より家事が捗ったまである。

さて、満を持して検査してみる。

なんかお前の取説、シワシワじゃね？

採取キット。右の袋の中にその下にある判定器がはいっていた

綿棒で鼻腔に付着している検体を採取するときに勢いあまってくしゃみをしてしまい、綿棒に鼻水がついてしまった。
大丈夫かな…と心配しつつ、綿棒を液に浸し判定器に2滴たらす…って、え？？なんかアワアワのものが出てきたんですけど！？！？
おそらく綿棒に鼻水がつきすぎて液の粘性が上がってしまったのだ。
液の粘性が強すぎるとエラーになるらしい。
ダメかもしれん…と思いながら待つこと20分。

線が上と下に2本出たらコロナ陽性。上2本でインフルエンザ、3本でどちらも。どちらもて…

ハッキリ現れた上下の線

バチクソ陽性やんけ…
やっぱりコロナか〜と、覚悟はしていても少しショックである。
致し方なし。
解熱まで安静にして回復を待つしかない。
仕事の段取りはちゃんとつけてきてよかったなと思った。
備えよ常に。