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大切な友達の誕生日を毎年間違えるのは



少しの残業とともに水曜日が終わりました。今日もお疲れ様です。



中学時代からの友達が誕生日だということを思い出して、朝一番に「お誕生日おめでとうライン」送ろうとした。


『 いや、待て。 』


送ろうとした瞬間、冷静な自分が現れストップをかけた。というのも、私は彼に毎年誕生日じゃない日に「お誕生日おめでとうライン」を送るという前科のある人間だ。なので今年は、おめでとうを伝える前に探りを入れてみた。



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「ほほほほほ・・・」と笑ってごまかした風スタンプ。



実家をお互い離れてからも、4駅先と割と近くに住んでいる彼。嫌な事があった時は、一緒にベロンベロンになってくれる彼、決して存在を否定することなく私を認めてくれる彼。ポケモンの話で爆笑し会える彼。

もう長い付き合いになった。出会った時は中学の3年間だけの付き合いだと思っていた。高校もその先も違う道を選択した。制服から私服が当たり前になって、髪の毛を染めたり、ピアスを開けたり、スーツ姿になったり。本当に長い付き合いになった。


彼がどう思っているかは分からないけど、ただの友達の一人、くらいの認識かもしれないけど。(それはそれで辛い)

私にとって彼は大切にしたいと思える人。


それ以外にいい言葉が出てこないくらい、沢山の優しさを、沢山の暖かさを与え続けてくれている。彼のことを周囲に話すと「好きなの?」とか「付き合ってるの?」と言われる事が物凄く多いが、正直そんな次元とっくに越えている。大好きだし、尊敬してるし、男・女なんて関係ない別次元。私はそれを本人に伝えていて、『大切』『大好き』を連呼し続けるくらいとにかく好きなのだ。

下手に例えるなら、くたくたになった時に飲む熱すぎない珈琲と同じくらい好き。自分の調子を落ち着かせ整えてくれる、どんな1日でも素晴らしい日に一瞬で変えてくれる、そういう魔法力を秘めた人なのだ。



25歳になる私たちは、ポケモンや昔話だけではなく、互いの恋人との将来や、子供は何人欲しいとか、先の話をするようになった。まだそれは現実になりそうにないけど、それでもいつか訪れる事なんだろうな、とは思っている。


そして私は、【 彼と結婚する人は本当に見る目があるな 】、なんて謎な上から目線で話を聞いている。彼に幸せが降り注ぐことを強く望んでいる。もし、その日がきたら、心の底からの「おめでとう」を伝えようと思っている。きっと私は嬉し泣きをする。それをみて笑ってくれたらいいな。

だから、毎年毎年間違える「お誕生日おめでとうライン」は許してほしい。大きな「おめでとう」を伝えるための序章だから。ご愛嬌だと思って、これからも沢山、笑いあおうね。


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お誕生日。明日、おめでとうございます。





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