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SNSの陰と陽

SNSによってその場所の空気というか雰囲気が違うと思う。

私はオタクで趣味で物書きをやっている人間で、きちんとやっているSNSはTwitterのみで、Instagramはフォロワーゼロの美人なモデルさんの投稿を見る専用のアカウントしか持っていないし、実名登録が基本のFacebookは親もいることもあってやってすらいない。

そんな私の所感だけれども、Instagramはキラキラしていて、Facebookもポジティブな空気感がありそうで、だがしかしtwitterだけはとてもネガティブな印象である。

140文字以内のつぶやきという名の言葉を手軽に投稿できるが故に、思ったことをなんでも気軽に言えるという側面がTwitterにはあるのだが、そのため本音やら愚痴やらありとあらゆる言葉が飛び交う。

他のSNSみたいな投稿もあるが、Twitterはネガティブな言葉が多い。

いつでもポジティブにいられる訳じゃないし、本音を晒せる、他人の本心に触れられる。何より他人と気軽に絡める。毎日のようにお付き合いしなくても、気が向いた時だけでもいい。

私のようなネガティブ人間にはTwitterはとても心地の良い場所だった。

しかし、手軽に投稿でき、つぶやけるが故に他人の人格が――――特に悪いところが一番透けて見えるのもTwitterである。

私には一つ持論があって、それは

どんなことを言っていても幻滅しない自信がある場合以外、ずっと好きでいたい作者やアーティストのTwitterはフォローするな

である。

完全なる告知用アカウントや本当に新作や新曲についてだとか当たり障りのないことをたまにしかつぶやかない超有名な作者やアーティストに関しては別にフォローしても構わないと思うが、日常のことや、政治やらトレンドに対しての意見等を気軽に投稿している有名人はやめておいた方が良い。

人には誰しも良いところと悪いところがあるのは当然のことだが、その好きな作者等の悪いところが、自分の許容できるものではないことは多々ある。こんな器の小さい人だったんだとか幻滅することもあるだろう。何かこの人の言うことは違うんじゃないだろうかという違和感を覚えることもあるし、性格の悪い人格破綻者だってこともあり得る。

個人的にクリエイターは小説、漫画、音楽問わず変人が多いと思う。(全ての人に当てはまるわけではないが)

Twitterをやっていなかったら嫌いにならなかったであろう人が私にはいる。(そこそこな有名人もかつて交流があった人も)


交流があった人に関しては昼夜問わず下ネタをつぶやきまくられて耐えきれなくなったとかもあるのですが。

オタク女子は主に大体中学~大学生ぐらいまでの年代で好きな作品のキャラを絡めた下ネタで大盛り上がりする傾向があって、当時ちょうどみんな二十歳前後で若かったってだけなのかもしれませんが。(社会人になったら落ち着く傾向にはあるのでこう言っているが、もちろんそうじゃない人もいる)

けれども過激過ぎる話や小学生男子みたいに局部を昼夜問わず連呼されるのに当時の私は耐えられなかったし、今の私もそんなツイートが随時TLを埋めるのは嫌だと思う。

そんな訳で人の人格が透けて見えるTwitterで私は何人もの人を著名人も一般の人も嫌いになり、疲れてきている。

気に障る意見、愚痴、いや、これはこうなんじゃないかってRTもたくさん流れてきたりして、TLに気分を害されることも多々ある。

マイナスな負の感情が多く飛び交い、それに毒されることもある。

最近はあまり真剣にTLは追わないようにしている。Twitter自体を開かない方が身のためなのだけれども、覗かないではいられない程依存しきってしまっている。

けれども今年は少しずつ距離を置ければ良いなと私は考えている。


noteはポジティブな意見で溢れている。それか、こう思うのはこうだからじゃないかという自己分析や、こうだからこうするようにしているみたいなそれぞれの個人が実践している打開策だとか参考になる記事も多い。

基本ネガティブ人間である私だけれども、ポジティブになるとまでは言えないが、ポジティブに振る舞っていきたいと考えている。

だからこの場所の空気感というものの影響を少しでも受けていければと思う。

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