見出し画像

旅立つ2人の背中にわたしは。

「今、あなたは何がしたいの?」

と尋ねられた時、あなたはすぐに答えられるだろうか。

私はまだ、薄く靄が掛かっている中をもがいている最中で、
「これです!」なんて、そんなことは言い切れない。


先日、私の大切な友人2人が世界へ羽ばたいた。
「泣いちゃうかな」って思ったけど、「楽しんで」が一番で。
いつもと変わらない会話を繰り広げながら、出発の時はやってきた。

そんな背中を思い出しながら、一番初めの質問を想う。

夢なら、語れと言われれば、いくらでもある。
やりたいことなら、小さなことから大きなことまで、いくらでもある。

でも、「今」と伝えられた時、
「絶対にこれだ!」が私は見つからない。

飛び出す2人を見て、焦ったことは事実であるし、
他の友人のSNSをみて「あー自分なにしてんだろ」と思うことなんて、
日常茶飯事である。

と、考えているだけで行動しない私がいる。
同じ人はいるのだろうか。おそらく、たぶんいる気がする。

考えて、考えた結果。
私には「努力」が必要であると感じた。
ただの努力ではない、「継続的な努力」である。

私のことを知っている人は、「また同じこと言っているよ」と思うのかもしれない。人間、そんなに簡単に変われないのだ。残念なことに。

今の私のフェーズは、「やりたい」よりも「やるべき」が強い。
夢を実現するために、何が必要なのかを逆算する。
それが、私が1番やるべきことである。

「やりたい」を制御することに後ろめたさもある。
今が1番若いからだ。年々、体力も食欲も落ちてきている。
自分の限界を知りたくないけど、知ってしまう年齢になってきているのだ。

だから、焦るし、悩む。
そして、身近にできる「やりたい」を選択するのだ。

でも、それでは長期的な「夢」にたどり着くことは難しい。

「やるべき」と「やりたい」のバランスを取りながら、
今の私は毎日を過ごさないといけないのだ。
「8:2」くらいかな。うん。


人に見せない努力を、周りの人はしている。
そりゃあ、成長が追いつかない。分かっているから。

だから、「やるべき」を継続する。

それが、今の私の「やりたい」ことだ。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?