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向日葵のような貴方には。


ある人がいるだけで
その場がまるで青空の下になるような
そんな存在はいるだろうか?

よく笑い、悩みなんてないようにみえる
そんな貴方は何を見てきたのだろうか?

まるで、夏を運ぶ一輪の向日葵。

でも、きっと咲き誇る前には、
誰も知らないどしゃぶり雨や踏み付けに耐えてきたのだと思う。
だから、あんなにも芯が強くみえるのだろう。

向日葵には、
一輪につき500-3000個の種ができるという。

きっと貴方は、笑う数だけ、
周りの人たちに幸せや福を招いている気がする。
3000個なんて比にならないくらい、
今まで生きてきた中でずっと、きっと。

そりゃあ、たまに立ち止まる時だってある。
でも、なんだか大丈夫な気がするのは私だけじゃないはずだ。

それは、これまでに貴方が蒔いてきた種が、
貴方の横で芽吹いて花開き、支えると思うから。
雨が降っても、風がどんなに吹いたとしても、
覆うような葉っぱを重ね続ける仲間がいるから。

だから、そのままでいい。

ゆっくりゆっくり根っこから、
貴方の好きなものを吸い込んで、
選んで、吐き出して。

そこで気づいた離せない何かを、
また芯に付け加えて、

青空に笑顔で咲いていく。





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