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履修漏れした新卒1年目の話。

みなさん。
履修漏れって知ってますか?

それはそれは恐ろしいもので、後悔してもしきれなくて、
札束が空に飛んでいくものです。

このとんでもないことをやらかしたのが私。
約2年前の春になります。

同級生の卒業式へ行こうと玄関を開けた瞬間に
知らされた絶望の電話。
あの時の青ざめ感は忘れられません。


社会人学生の1年間。


さて、早いもので社会人になってから1年が経ちます。

有難いことに私は教員免許取得をするため、
企業で働きながら大学生として1年間を過ごすことができました。
なんなら、教育実習にも行かせていただきました。

新卒なのに5月頃、1ヵ月の実習を許してくれた会社には
頭があがりません。

「正直しんどかったか?」と聞かれると、体力的には辛いものがあり、
なんか2回ほど家で失神しました。でも、生きてるんでOKです!

お仕事は「楽しい」と「もどかしい」が本音。
子供たちが見ている景色や考えは、自分の価値観を覆されるし、
共に過ごす時間は毎日彩られています。

その一方で、下期は挑戦することに臆病になる自分。
「障害」が活きる社会はあるのかという葛藤。
働く時間が長くなってきたこそ、もどかしさを増長させていました。

いやあ、「失敗」を恐れる自分は2年目で払拭しないと。ね。


履修漏れしたからこそ。

冒頭の話に戻ります。
青ざめた桜が散る季節の私に伝えたいこと。

それは、「履修漏れしたからこそ」の出会いが
私にたくさん待っている未来があること。

正直、履修漏れしてから「行動力」は謎のマシマシに。
自分の失敗をどうにか忘れたくて必死だったんだと思います。

社会を楽しいと思わせてくれたギルドのインターン。
大学で国際交流学生団体の立ち上げメンバー。
青春18きっぷで始発から終電まで乗る旅。
友人とカヌレ屋さんのポップアップ。 etc…

どれもこれも素敵な社会人の先輩、仲間、瞬間に
巡り合えることができました。確実に今の私の源になっています。

恐らく履修漏れをしていなかったら、
あんなには動けなかったと思うのです。

迷惑を掛けた人が沢山いることは重々承知なのですが、
今の私ならこう言い切れます。

「履修漏れしてくれて、ありがとう。」

2個下の男子クラスに交じって授業を受けたことも、
朝5:30に起きて通学して通勤する1日も、
普通は起きないことだから。

そして、1年経って思ったこと。

「失敗は道を照らすこともある。ただし、灯すのは自分。」

どんな時でも失敗はある。運もある。
私の場合は確実に自分のミスだった。

自責の念を忘れずに、謙虚に、自ら這い上がる。
それが自分のやりかたなんだと。

まあ、後悔はしていますよ?
だってあのお金があれば…チェコいけたもん…悔しい…。くやじい…。

無事卒業しました🌸

なんか2回失神してきづいたこと。

というわけで、色々あって2回失神した私。

メンタル面はすこぶる元気だったのですが、
身体はやられていたようで、バンっと倒れました。
勿論、記憶はございません。

2回目は段差で失神してしまい、瞼を切って、大出血。
全体重を全身で受けて、打撲祭り。

打ちどころが悪ければ…と考えると、怖いですね。
そのことを気づいたとき、思いました。

「ああ、やっぱり人生って唐突に終わる時も本当にあるのかもしれない。」

朝起きて、職場で笑って、ご飯食べて、ベットで寝て。
十分なんです。客観的に見たら、本当に恵まれているんです。

でも、まだその先を求める自分がいることに無視はできないなって。

だから、動かないといけない。学ばないといけない。
今よりもっと努力を重ねないといけない。

だから、来年度はもう失神しないことを誓います。
自分の身体の向き合い方も勉強しなきゃね。


2年目の3つの矢印。

①「一」を重ねる
:地道な努力を続けていく。

②「誠実」な言動
:私の心は時折、ピノキオの鼻になる。
 謙虚に人との繋がりを大切に。

③「失敗」を愛す
:勿論、あえて失敗するわけではない。 
 もう少しだけ恐怖感を取り除いて、
 苦手なことでも前向きに挑戦していく。

いよいよ、社会人2年目がはじまります。
もう、「新卒だから」というマジックはかけられません。

3つの矢印を胸に。来年度も進んでいきます!
恐らくまた何かやらかすけど、今後ともよろしくお願いいたします!

p.s 奇跡的にこの記事を読んでいる大学生へ

いいですか….履修登録の確認は10回しましょう…しないにこしたことはないのです….これは私との約束です….

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