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ボブ・スティルガー”Enspirited Leadership”2022@京都美山

こんにちは。Co-leadersのSHIHOです。
ボブ・スティルガーさんをご存知ですか?

こちらの本を書かれている社会変革ファシリテーターです。3年前にも京都に来てくださった時にご一緒したのですが、コロナ禍でずっと来られずに、ついに入国が可能になったので3年振りに来日されました。前回は鴨川沿いの会場で、途中鴨川を散策する時間などもあり、豊かでしたが、今回は秋の美山でお会いしました。

紅葉がとてもきれいでした

ボブが提唱しているTwo Loopsはこんな感じ。
古いパラダイムが衰退を迎えると同時に、新しいパラダイムが生まれはじめ、人々が繋がりあい、次第に育ってくる。そして古いパラダイムと新しいパラダイムを繋ぐ人が現れる。そんな社会変革モデルです。

それがコロナの影響で時間軸がギュッと圧縮されたと彼はいいます。悠長なカーブではなく、急降下し大崩壊を迎える古いパラダイムと、急激に生まれ立ち上がってくる新しいパラダイムが同時に起きようとしていて、カオスが起きている。まさにその混沌の中に多くの人がいるのが今だというのです。

そういう未曾有の時に、人は痛み、怒り、悲しみ、不安から闘争、逃走、立ちすくむ(Fight, Flight,or Freeze)が起きます。

「この3年間で、変わったことはなんですか?」

ボブはそんな問いと共に、私たちとこのTwo loopsを探求していきました。
多くのその場にいた人達から、共通して聞こえてきたのは
「家族」
というキーワードでした。

今起きていることは、今起こっているのではなく、過去の出来事やトラウマ、物の見方、そういうものが引き起こしてそういう現実を作っているとしたら、それはコロナの影響で出てきたものではなくて、ずっとあったもの、コロナによってそれがより明らかにされているのだとボブは言います。

そんな時、魂を吹き込まれたリーダー(Enspirited Leader)ならば、どんな振る舞いができるだろうか。


Slow down,(ゆっくりと)
Body,(体の声を聴いて)
Stillness,(じっと立ち止まり)
Nature,(自然と共に)
Unseen(見えない力や、大いなるものを観る)

今ここにあること。
心を亡くすと書いて忙しいですが、そんな時こそそんな人に必要なのは、美山のように美しい自然の中でゆっくりとスペースをとる。大切なものは、もうここにある。そんなことを感じた豊かな週末でした。


おまけ:美山に移住した雷花ちゃんの雷来軒のケータリングのお弁当。とってもオーガニックで美味しくて、味のぎゅっと詰まったお味でした。

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