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司法書士試験って何点とれば受かるの??合格点はあるの??受験資格は??〜合格率4%の国家資格〜

2022年司法書士試験の合格点は何点??

司法書士試験に受験資格はあるのでしょうか?

法律系国家資格の難関資格に位置付けられる司法書士資格。
合格率は4%だと言われており、司法試験に次ぐ難関資格だと言われています。
そんな司法書士試験に、受験資格はあるのでしょうか。

ありません♪

令和4年度の司法書士試験の受験案内にも、「受験資格の制限はなく、誰でも受験することができます。」との記載がありました。
法務省のHP→令和4年度の受験案内はこちら
受験生の皆様は、昨年の受験案内は、一度は確認しておいた方が安心ですよ♪

筆者は司法書士試験令和4年度の受験生ですが、筆者が受験できたのも、受験資格に制限がない制度のおかげです。
法科大学院に行く必要もないですし、試験回数に制限もありません。

一発逆転できる夢のある資格

それが司法書士資格だと、筆者は思っております。
願わくば、ずっと変わらないでいてほしいです。

さてさて、気になるのは

何点取れば受かるのか?

司法書士試験に合格するには、3つの壁があります。

  1. 午前の部(35問)の基準点を超えること。

  2. 午後の部の択一式(35問)の基準点を超えること。

  3. 午後の部の記述式問題(各1問合計2問)の基準点を超えること。

さて、基準点とは?
法務省が、実施した司法書士筆記試験の受験生の得点率を元に、相対評価で決定する点数のことです。
今年の基準点発表は令和4年8月15日です。(今年度の受験生である筆者もこの日を心待ちにしています。)

2と3をクリアしていたとしても、1をクリアできなければ、合格はできません。
もっと言うと、1と2をクリアしなければ、記述式問題の採点すらしてもらえません。
1と2をクリアできないことを、俗に足切りと言い、司法書士受験生が最も恐れることです。
足切りになると、記述式が満点でも、有無を言わさず不合格です。

本題の合格点ですが、午後と午前の択一式基準点の合計+10問取れていると、記述式は半分程度(記述式の基準点は、毎年半分程度のようです。)取れていれば、合格できると言われています。
俗に言う、逃げ切り点です。

筆者が基準点発表日を心待ちにしている理由はここにあります。
択一式問題を何問正解できたかは、試験当日に各予備校が解答を発表するので分かるのですが、基準点+10問獲得できたかは、基準点発表があるまでわからないので、発表があるまで、全ての受験生がドキドキしながら過ごしていると思います。

令和4年度の基準点の予備校予想は各予備校の基準点予想を総評すると
午前27問午後24問有力だとされています。
(各予備校の予想基準点一覧をまとめた記事はこちら。)

今年合格するためには、例年通り(かつ予備校の予想が的中している)だと、択一式問題を午前と午後合わせて61問51問+10問)獲得できていて、かつ、記述式問題を半分以上正解できていれば、合格できる、ということになります。

択一式問題を61問正解できていなかったとしても、記述式問題で上乗せ点(基準点を超えた点数)を稼げていたら、もちろん合格できます。

配点はどうなっているの?

択一式問題は、午前午後共に各3点です。
記述式問題は、70点満点。
記述式問題の採点方法は、法務省は非公開を貫いており、完全にブラックボックスです。

ようするに、択一式問題が基準点ぴったりだと、大体、70点満点の記述式問題で30点上乗せ点をゲットしないといけなくなります。
筆者は択一式苦手だったので、大きな声では言えないですが…

記述式対策と択一式対策は、バランスよくやりましょう。


ちなみに、受験経験のある読者様はご存知かと思いますが、

司法書士試験は基準点を超えることがめちゃくちゃ難しいです。


基準点を突破できる実力まで到達したら、なんとしても踏ん張って、合格点に到達できるまで努力してほしいです。
努力のやり方を解説した記事はこちらこちら
私の受験期の1日のタイムスケジュールはこちら

司法書士試験は努力の試験です。
長期間の正しい努力を行えば、誰でも合格できます。
ただ、この長期間の正しい努力というのは、誰でもできると言うには、あまりにハードルが高いです。
元々ポテンシャルが高いから初学者だけど1ヶ月で受かりました〜みたいな方は、一生出てこない試験なんじゃないかと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。
皆様に素敵な出来事がおこりますように。

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