見出し画像

コロナ禍中に受けたボイトレから音楽について考えた話

こんにちは、Shihoです。

久しぶりに、知り合いと二人でカラオケに行きました。ヒトカラは年に一回くらいの頻度で行っていましたが、誰かと歌うのは本当に久しぶり。

まあ、カラオケだけでなく、普通に、風呂場とかでも歌っちゃうタイプの人です。

小さい時から好きでしたね。地元である北海道って、ほら、広い土地ですし。大声で歌っても特に迷惑にならない。

移動する時も基本車だから、CDでね、音楽かけて。歌ってましたよ。

小学校、中学校の合唱も好きだった。だからなのか、大学でアメリカに留学していた時も、その大学の合唱部に入ったりしてました。

とにかく、みんなで歌うというのが好きだった。

で、社会人になって。コロナになり。今までやりたかったけど、やれなかったことをやろうと、色々、中国語を勉強したりとか、絵を描いたりとか、そんな中のひとつとして、ボイストレーニングを二か月だけ受けていました。

ずっと気になってたんですね。たぶん、大学一年生の時から。

大学の一年生の時に、一瞬だけ、他大のアカペラサークルに入っていたんです。その時になんとなく私は参加してたので、ぽけーっといたら、たまたま話した子が、めっちゃ熱量高めの子で、俺はボイトレもしてなんとかと言う。

ボイトレなんて、プロの歌手とかが受けるもんだと思っていたから、ほお、すごいなと思いつつ、「わたしは寮の門限もあるし、授業もあるし、どうだろうなあ」と、ぽけーっとした返事をしたら、「へえ、そんな感じのペースでやるんだね、へえ」的な圧を感じてしまい、まあ、しばらくしてやめちゃったわけですけど。

そういうところだけ、なぜか覚えていて。彼は何を求めてたんか、知りたくなったんですね。だから歌が上手くなりたい!というよりも、ここでは一体何を教えているんだいという、まあ好奇心で入ったわけです。

そんでボイトレに体験レッスンしに行ってみることにしたんです。btsのbutterっていう英語の曲を歌って、歌い方の指導をされました。

サーイドステップじゃなくて、すわーぃどステップだよ、みたいな。

まさにわたしのイメージするボイトレで、なるほどなと思いつつ、まあとりあえず、一回だけじゃあよく分からんしなということで、入会してみたんです。

全国にあるスクールから、好きな先生を選べるのですが、わたしはその中で、住んでいた家の近くのスクールから、先生を選んでいました。

その中に、ミュージカルを専門にしている先生がいて。私も大学三年生の時に、学部にあったミュージカルゼミに、ゼミ生じゃないけど参加させてもらって、ちょっと触れていたこともあったから、その先生を選んだんですね。

どんな感じなのかなあと思いながら、前回は英語の発音とか言われたから、そういう感じなのかなあと思いながら、受けてみました。

何を歌うかもすら考えず、ふらっと入った時、前の人がレミゼラブルの曲を歌っていたので、じゃあおんなじのでいいですと。楽譜もそこにあったし。

それが、on my own

悲しくて、綺麗な曲です。

早速一回歌ってみて、先生の指導タイム。

よし、じゃあ、これってどういう歌なのか知ってる?

あー、なんか、名前は忘れましたけど、ずっと好きだった男がぽっと出の女に取られて悲しいっていう感じの…

そうそう。ちなみに、Shihoさんはそういう経験はある?

…(考える)…や、無いですね

じゃあShihoさんのすごい仲の良い友達っている?

ああ、それなら。大学の友達とか。コロナもあってね、全然会えてないですけど。

その子って今どこにいるの?

東京です。仕事で。(私は大阪)

じゃあその大好きな友達が、仕事にとられたと思って歌おう


(え、そんな感じで行くんですか)

…と思いながら、歌ってみる。本人はよく違いが分かってないけど、先生曰く、全然違うよ〜とのこと。お世辞なのかもしれませんがね。本人はよく分からず。とりあえず汗がすごかった。

そこから、別の校舎の先生のレッスンも受けてみましたがね、結局やめてしまった。

多分ですけど、技術よりも前に、心を込めて歌うことの、なんとも言えぬ気持ちよさを知ってしまったので、もうこれ以上、ここで知ることってないよなと思い、辞めてしまったんだと思います。

わたし、歌手でもなんでもないんでね。どんなものか、知りたかっただけだし。

でも、これが一番覚えています。色々レッスン受けたけど、このことがすごい、鮮明に覚えている。

だからね、心を込めて歌ったらいいんだと思うんですよ。

音程が〜とか何とか、まあカラオケの機械で判定されて点数が出されちゃうようなところもありますけど、

結局楽しんだもん勝ちです

そんなん気にせず、好きなように歌ってくださいよ。

たぶん、聞いてる方も、そういうのを求めてるんじゃないかな。

だって、そんな完璧なものが欲しければ、ライブなんて不確かなもの、行かないじゃないですか。

ほんとが欲しいんです。

体から湧き上がる ほんとがほしい。


今日はここまで。

この記事が参加している募集

この経験に学べ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?