27歳まで続く日記vol.164『別れの言葉』

いつだったか覚えてない。妹尾ユウカという主に性とかマッチングアプリに関してユーモアを交えつつズバズバ言うよあっさり切り捨てるわよ系コラムニスト?なのかよくわからないけどとりあえずSNSで成り上がってきた人の面白いとされているがためにいいね数の多いツイートが回ってきてなんとなくプロフィールに飛んで固定ツイートに貼ってあった歯抜けジジイとの刹那的な交流を描いた記事を呼んだら、めちゃくちゃ面白くて、この人の文章を漁っていたらあるコラムにたどり着いて、内容は、婚約寸前、過去にパパ活をやっていたことを暴露した女というものだったが、それに対する男からの別れの言葉が頭にガツーンときたので、ついメモったこんな感じで。 
 

婚約寸前、過去にパパ活をやっていたことを暴露した女に対する男からの別れの言葉

「過去の君の選択もあくまで君の選択だから。ごめんなさい」 


そう。まさにその通り。こんな言葉を吐かれたら納得せざるを得ない。これほど簡潔で、筋の通っていて、確固たる自分の想いを伝えられる素晴らしい意志表示があるのかと感心した。そしてこれは別れの言葉というより、全ての人に当てはまる核心を突いたフレーズだと思う。過去の選択も自分の選択。その延長線上に今自分が立っている。もちろん今が全てだと言って気にしない人もいると思う。それでもやっぱり言い方はキツすぎるかもしれないが、汚点というか、シャツのシミがすごく気になる人はいるもんで、そういう人とは、ほんの少し汚れた時点でもう一生相容れない。その汚れがどれくらいの大きさのものかにもよるけれど、この人の場合は『パパ活』が目に余るような汚れだったんだろう。

自分の場合だったらどこまで許容できるのか考えてみた。どんな過去を持っていても、その過去を覆すほどのパワーや優しさを持っている人なら汚れなんか全く気にならない。

普通の結論すぎて恥ずかしい。

小さい頃からお金をもらうことが好きでした