家族経営で清潔感を意識できている店は素晴らしい

友達が家族経営のコンビニで働いている。家族経営感が丸出しだった。入り口には円筒の傘立てが置いてあった。中に入ると次女がリコーダーで入店のbgmを奏で始めた。店内は暗い。日中は明かりを消しているそうだ。ちなみに夕方になると炊き込みご飯の香りがたちこめるらしい。店内放送は次男の自主制作ラジオ。ダミ声が不快だった。コーヒーマシンの上には招き猫が置いてあった。地震が起きたらすぐに落ちそうなくらい幅を取っている。次女が防犯カメラに向かって変顔し始めた。すると奥から三女の笑い声が聞こえてきた。不登校の長男がアイスのショーケースの中で寝ていた。寒くないのか心配だ。というか不衛生極まりない。個人経営じゃなかったら大問題になってるところだ。トイレの鏡にはポケモンシールが貼られていた。この感じ、実家を思い出す。イートインスペースではおねしょした布団が乾かされていた。本当に家族経営の店は不衛生なところが多い。飲み物のショーケースを覗くと、その奥で着替え途中の長女と目が合い気まずかった。ほとんど家みたいなコンビニだ。お客さんはほとんど来ないらしい。長女のパンツを売って不況を乗り越えたそうだ。

小さい頃からお金をもらうことが好きでした