バイト先の冷たかった女の子


ふとしたきっかけであれから普通に話せるようになるなんて思いもしなかった。内容は詳しくは言えないけど、自分の正体がバレて、そこから僕が少し心を開いた形で喋り、質問されるようになりました。



ただ、自分のことについて話すのは得意なのに相手の情報を引き出すのが拒否反応が起きてしまうくらい苦手で、それはやっぱり相手に嫌われたり変な風に思われるのが怖いから逃げているんですよね。自分の本性をさらして嫌われるのは仕方がないと諦めることができるけど、相手に対する接し方で嫌われるのはなぜか嫌だ。それは多分、自分には常識がないことがわかっているから非常識な態度をとって失敗するのが嫌だからなのかもしれない。一昔前に流行った「嫌われる勇気」という本をいち早く読みたい。


同じ場所にいても何も変わらないので7月末に今のバイトは辞めたいけど、生憎、あの子の前で絶対に焦らないという目標を達成できずにいる。


緊張せずに会話してタメ口交えてちょっとフレンドリーに話せるようになるのが残り1ヶ月の目標。


でも、あっちから話しかけてくれて本当に嬉しかったな。話しかけくれてありがとう。


今度は自分から話しかけるか。


うわーでも!って踏みとどまってしまう。


死ぬ気で行かなきゃ声かけられないほど自分はメンタルが弱い。手のひらに「声かけなきゃ死亡」と書いてから次はバイト先に向かうとする。誰かに見られたら恥ずかしいけど。それくらい本当に臆病で。


でもこの先、何回もそういう、死ぬ気で声をかける経験をして、慣れてきたら、怖さを忘れて、当たり前のように話しかけられるようになってしまうから、それはきっと不可逆で、だから今しかない、人に話しかける時の恐怖をよく覚えておかなきゃいけない。たくさんの弱さを抱えている人が本当の優しい人間になれるから。


真面目か!


残念ながら自分って誠実なんだよな


もっと適当でラフで面白い人間になりたいのに


あの子と話してる時に大学聴かれてどこどこって答えてすごいですね頭良いですねとか言われて頭悪い自分が嫌で勉強しただけだよって言ったらストイックですねってそれは本当にそうで高校の時もクラスメイトからよく言われていて真面目でストイックで誠実な、なんの面白味もない人間なんだよ。


だから真面目さとストイックさと誠実さで誰よりも突き抜けて明らかにやりすぎでしょみたいな異常性を獲得して異常者のスタンプを押されたいと思ってる。


そのためにはもっともっと、行き過ぎた、すべてをなげうつ覚悟のある、生活が破綻するほどの努力をしなければいけないと思ってる。


狂おしいほどに狂いてえ。ぶっ壊れてしまいたい。かつてのあの人のように。一昨日、インスタもnoteもやめてしまいましたけれども。映画は今年上映予定なので、その試写会見で姿をまた見れたらいいな。


その映画が上映されたら誰かを誘ってみるか。


勇気いるなあ。

小さい頃からお金をもらうことが好きでした