見出し画像

【11月15日】絶賛選書中。

こんにちは。

取次さんとの契約も無事決まり、早くて今月末から発注ができるようになる予定。選書を粛々と進めている。

まずは3,000冊(そのあと売場を見て在庫増やす)をリストにする。

図面を見ながらざっくりと棚割りを考える。「この辺は雑誌かな」とか「コミックはこの辺りかな」とかそんな風に。棚1本とかそういう大きなくくりで考える。

画像1

自分の頭の中だけでジャンルが偏ったり抜け漏れないよう『建築知識』の「世界一美しい本屋の作り方」をカンニングするなど。本屋やりたい人には読んで損のない一冊。

棚ごとの大ジャンルから中ジャンルに落とし込む。

スクリーンショット 2020-11-15 22.46.50

▲壁側の本棚

全体の冊数から棚ごとの冊数に割って、選書を始める。

スクリーンショット 2020-11-15 22.42.59

▲奥の部屋の本棚

棚の高さとかもこの時に考える。選書しながら「このジャンルもっとふやしたほうがいいかも……」というのがあれば棚の編成変えるのもいいと思っている。(雑誌の部分とかは、まだ納得いっていないので先輩方に助けを求めるかもしれぬである……)

ちなみに棚の幅が900mmとして、本の一冊の厚みの平均を割って考える。厚みはジャンルで違ったりもするけれど、15mmでだいたい考えてやっている。家にある本も測ってみながらやると意外にばらけていたりしてたのしい。

900mm ÷ 15mm = 60冊

面陳を1〜2冊入れて40冊くらい、1段40冊が5段あって1本200冊。6本で1,600冊。みたいな風に全体の当初予定冊数と調整する。

初回仕入れして、並べて、さらに発注して棚の調整する。新刊も追いながらやっていく。

リストはISBNコード(発注の時にあるといい)、書名、出版社、本体価格、冊数、棚の大ジャンル、棚の小ジャンル、取引(直か取次経由か)、掛率、あるなら送料を記している。

あとは売場とお客さんを妄想しながら黙々と選書を繰り返す。時間を忘れる。また今日も1日が終わった。たのしい。今週からは壁を塗るので明日は準備。シーラー!


\\\\クラウドファンディング実施中です!////


「読点magazine、」の活動のためにサポートしていただけたらとってもうれしいです。(こちらは金額がえらべます。)どうぞよろしくお願いします。