見出し画像

【名古屋/金山】新刊本屋「TOUTEN BOOKSTORE」を開業します

こんにちは。古賀 詩穂子です。
タイトルの通り、新刊本屋を開業することが決まりました!やったー!地元・名古屋の金山駅南口から徒歩7分ほどの場所で、沢上商店街というちいさな商店街の中にある2階建て戸建の物件です。

OPENは今冬(12月〜1月のどこか)を今のところ想定しています。

名古屋にUターンしたのが3月末。『読点magazine、』の件で朝日新聞社・小原さんから取材を受け、その際に紹介されたさかさま不動産の話。トントントンとさかさま不動産の藤田くんと会うことになり、記事を出してもらいました。

出してすぐいまの物件の大家さんからの連絡があり、まさかのその物件は自分で不動産サイトで見つけて良いなと思っていたところで、実際に物件を見に行くことに。

外観が『読点magazine、』の表紙に似ていて、ここでお店をやるイメージがむくむく湧きました。「これはもうイラストに合わせた物件かしら」と大家さんとも盛り上がる。実際レンガ造ではないし色味も違うのですがその時は「これが運命……」とトキめいておりました。

画像1

画像2

中はボロいですが、使える部分はそのまま使いたいくらいお店の雰囲気があり、広さも一人で回していくには大変ちょうどいいと思いました。すでに運営しているイメージができるほどハマったのです。

画像3

ですが5月に結婚したばかりで、二人の生活を落ち着かせて、あと2年くらい開業資金集めていこうと思っていた矢先の出来事だったので、いったん冷静になって持ち帰ることに。

でももう、心が惹かれていました。昔どこかで聞いた、「物件は水もの」という言葉だけがわたしの頭の中をグルグル回る。冷静と情熱の間。

いろいろと話し合って、融資が通ったら借りることに。そして今月ついに融資がおりまして、開業できることとなりました!(資料作る過程はわたしにとってとても重要な時間だった。)

新刊の本屋として十分な在庫を持つほどの資金力がまだ足りていない状態なので、クラウドファンディングもする予定です。(スペシャルキュートな限定グッズもつくる予定です!)

屋号は「TOUTEN BOOKSTORE」。「トウテンブックストア」と読みます。

「TOUTEN=読点(、)」は文中の切れ目につかう記号です。文章を整理したり、息つぎしたり、時にはアクセントとして使われます。
「TOUTEN BOOKSTORE」は生活の中の読点のような存在になりたいと思って名付けました。

ふらっと立ち寄ることができて、店内をウロウロしているうちに自然と機嫌が良くなれる場所になりたいです。本棚を眺める時間には、そうさせる力があると思います。

いい本屋がある街はいい街です。地域に根づき、そこにあり続ける本屋を作っていきたいです。「名古屋はつまらないから、東京に行く」なんて言っていた過去の私みたいな人にも 「名古屋に住んでいてよかった」と思ってもらえたらうれしい。

これから本屋ができるまでの日々を赤裸々に、マガジンにして記録していこうと思います。クラファンのリターンで冊子にしようと思っています。

本を売る情熱がある人たちが、次世代の本屋を作っていきます。わたしは微々たる力にしかならないかもしれないけれど、その一部になりたい。

今日はその報告まで。まだまだ未熟者ですし、いきなりしんどいこともありますが、元気にがんばっていきます。

どうぞよろしくお願いします!

「読点magazine、」の活動のためにサポートしていただけたらとってもうれしいです。(こちらは金額がえらべます。)どうぞよろしくお願いします。