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ワーケーションで、幸福度アップ。

福井の実家で、1ヶ月リモートワークをしてみた。7ヶ月ぶりの帰省で心配もあったけど、しっかり感染症対策をして、実現してみると意外といつもと変わらない日々がそこにあった。基本が一番、あたりまえのことをする。よく食べ、よく寝るがモットー。みんなで美味しいねと、おなかいっぱい食べられることがどんなに幸せか。テレビをみて、大笑い。おかげさまで食欲旺盛、肌は生き返り、半年ぶりにランを再開。体と心が整うと、自然と身体が動きだすもの。

ある時、保育園の子どもたちが散歩中、急に雨が降り出し、祖父母の散髪屋の軒下で雨宿り。すぐにお店の中に迎え入れて、傘を貸したり、車で送っていく。困った時はお互い様。幸福度ランキング1位の地で、田舎のあたたかさにハッとさせられた。

ちなみに、4歳の子連れで仕事をしたけど、オンライン会議中はちょっと祖父母にみてもらえるありがたさ。祖父が(焼き芋を食べろと無理やり渡してきて)画面に写りこむハプニングがあり大笑い。85歳現役の祖父、祖母も仕事をしながら子育てする大変さを経験してきて、大先輩。心強く、自慢のふたり。母も女手一つで育ててくれ、海外留学までさせてもらった。いわゆる女性管理職でよく働く。一方で、昔はよく週末家族で山に山菜採りにいって、旬なものをそのままいただくのが贅沢。山も海も近くにある豊かな環境で、娘には愛に包まれて、のびのびと育ってほしい。

今回オンラインで提案をしてきたクライアントともようやく初めて直接会えた。一度は局内で意見が分かれ、担当課長も諦めかけたのに、追い風が吹いて急展開。「吉崎さん、帰る前にもっかい顔見せてやー。」と、良い知らせがあるので直接伝えたいと思ってもらえたこと。北陸で解禁になった蟹が今日はどの漁港でいくらか、8番ラーメンは何派かで盛り上がる。結局は人と人との繋がり。そんな関係を築けて嬉しい。

素朴な生活に溢れる愛。お金や名誉じゃない。また、ストレスから物理的に離れることは大事。半ば、逃げるように東京を離れたけど、どうしても必要だった。心の穏やかさを取り戻して、豊かな感情がどんどん溢れてくる。焦ることなく、整理がついたら、まったく新しいこんなことがしてみたいとアイディアが浮かぶ。目の前のことに集中して、向き合いきること。後先考えすぎない。その時が来るのを静かに準備して待とう。

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