見出し画像

雑談は何を生み出すのか

話題の音声メディア、clubhouse。孤独化しやすい社会に、人との繋がりを生んだ雑談アプリ。それだけ多くの人が、繋がりを求めていたのだろう。

受け身で聞いてるより、スピーカー側になった方がいい

元マイクロソフト澤円さんの話を後押しに、clubhouseデビューを決意。せっかく雑談するなら、普段いるコミュニティとはまったく違う世界にいる人から学びたい。SNSのおかげでたまたまタイミング良く、10年ぶりにモデルの友人と繋がれた。あ、これだ!ほぼ初対面で、今どんな活動をしているかもわからない、これは面白そう。勇気を振り絞ってお誘いしたら、彼女が快く受け入れてくれたことに感謝。手探りで不確かな要素が多い中、こうして一緒に挑戦できることが最高に嬉しい。

「肩書き何にする?それどういうお仕事?仕事柄、NGな話ってあるの?今何に興味があるの?どんなテーマで話したい?」特に打ち合わせはなし、でもお互いのことに興味津々で、事前に沢山の質問をやりとりした。10年の余白は、何か一緒に楽しい場を作りたいというゴールに向かって、たった数時間で埋まった。

迎えた本番。モデル仲間の方々と私のビジネスやスポーツ関係の仲間、オーディエンスも異色。チーム作りの話で、ゼロベースでぐいぐい質問されて新鮮だった。自分に直接関係ない分野でも興味を持って、家族もチームだよねと、自分事化して理解してくれようとした姿勢が嬉しかった。また、モデルとして彼女がどんな思いでやってきたのか、お仕事の哲学に触れることができた。「自分の機嫌は自分で取る」という彼女のしなやかな強さ、素朴でチャーミング、とても純粋で、真の美しさを感じた。

長く続けていくことが大事。止めないこと。そのために気持ちを落とさず、安定して仕事していけるように日々努力している。

アフリカの話から、self love、自己管理、定期健診、卵子の話まで広がった。そして、Wellbeingの研究をしている友人が急遽加わり、デンマークの幸せなど各国の価値観や教育、普段から自分を整えるリトリートの場が必要という話に。新たな視点やコラボが自然と生み出される。普段とまったく違う脳みそを使って、活性化された。これぞ、雑談の力。仕事には一切関係ない。ただ、楽しいからやる。せっかくやるなら違う分野同士で知らないことを学ぶ。あまり作り込みすぎず、雑談ならではの、広がりを楽しみたい。

その夜、今度はクローズドの仲間内でclub house雑談。仕事の話抜きでメンバーとざっくばらんに話すのが本当に楽しくて、話し込んでしまう。音声だと、言いたいことを言いやすくて本音がぼろぼろ出た。

あの時、しほさんにずけずけキツイこと言われて、まじでイライラした。正義感が強くて、ごもっともな話だったけど、当時は受け容れられなかった。でも最近雰囲気が変わって、柔らかくなったね。
「僕なんてとか大したことない、まだまだ」なんて言わないで。ありがとうって、謙遜せずに、全力で受け取ってほしい。あなたは凄いんだから!

雑談に秘められた力を引き出すために、あまり考えすぎず、ただ楽しんで挑戦していきたい。一緒にチャレンジしてくれる仲間たちに感謝を込めて。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?