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グローバルユース国連大使:カンボジア④ ~家庭訪問、そして帰国~

 みなさんこんにちは。
今回はカンボジア研修の五日目と六日目について書きたいと思います。
五日目は日本の団体が運営している学校を訪問し、ナイトマーケットでお土産などを買いました。そして、シェムリアップ空港から飛行機に乗り、六日目に日本に帰国しました。

カンボジアでの四日目の研修内容についてはこちらから↓

学校訪問②

 学校を訪問する前に、ここまで一緒に行動して、同じホテルに泊まっていたカンボジアの大使たちと別れました。昨晩カンボジアの大使の子と同じ部屋になって、仲良くなったばかりだったので、少し寂しかったです。また
どこかで会えたらいいな、と思いながら手を振りました。
 そして、カンボジアに来てから二回目の学校訪問が始まりました。バスから降りた瞬間、学校の生徒たちが踊りで出迎えてくれました。すごく驚くと同時に、とても嬉しかったです。カンボジアの人たちの優しさを実感しました。
 手厚い歓迎を受けたあと、学校の歴史について教えていただきました。  この学校は日本の団体が支援に乗り出す前は、木造の校舎で、いつ壊れるかどうか分からない状況だったそうです。今の校舎はすごく頑丈な素材でできていて、木造のボロボロの校舎とは似てつかないものでした。さらに、この団体は生活が厳しい生徒たちに毎月支援金と米を送っているそうです。私たちが訪問した日は、ちょうどその日で、支援金と米を手渡しさせていただきました。
 その後、校舎の中を見せていただきました。三日目に訪問した学校と似たような感じで、一階建てで、完全に密閉された空間ではありませんでした。しかし、校舎や部屋の数が多く、小中高一貫とのことでした。校舎を見学していたら、何人かの生徒からプレゼントを貰いました。ここの学校の生徒
たちは、生活がすごく厳しいかもしれないのにここまでしてくれて、感謝
しかありません。

家庭訪問

 学校を離れ、次に二人の生徒の家に訪問させていただきました。どちらも毎月の生活支援を受けている家庭と聞きました。どちらの家も、狭く、くつろぐスペースがないほどでした。当然必要最低限のものしかなく、冷房はついていませんでした。さらに、家はボロボロで、修理したほうが良いか聞かれれば、間違いなくyesと答えるほどでした。なぜ修理しないかというと
シンプルで、お金が足りないからです。それでも、学校を卒業していなければ良い職業につけず、それにもお金がいる…という悪循環に陥っています。プノンペンなどに働きに行ったけど解雇された、という人もいました。私にはどうにもできないのがもどかしかったです。

ナイトマーケット

 空港に行く前に、ナイトマーケットでお土産などを買う時間がありました。日本では値段が決まっている店がほとんどですが、カンボジアでは値段は交渉して決めることができます。また日本での買い物とは全然違う体験で、自分が欲しいものをだいぶ値下げできたときはすごく達成感ありました。
 そして、あっという間に帰る時間になってしまいました。カンボジアでの体験を振り返れば、考えさせられるものばかりでした。ときに嫌な気分に
なったり、楽しい気分になったりしましたが、これらすべての体験を他の人に伝えたいと思い、記事を書きました。

次回の研修は8月19日から24日に行われるフィリピン研修です!
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