今の高校に入るまで

note、初めて書いてみる。
実は“時雨Σ”は、勉強垢に転生する前は小説を投稿する垢だった。こうやって文章を書き連ねるのは、実に2年ぶり。正直うまく書ける気はしない。
前書きはこんな具合で。

さて、私がここに書き起こすのは、今の高校に入るまでのなんともドラマのある話。この話はリアルでいろんな人にしたが、毎回この言葉から始めている。

すべては、やんちゃな小3が転んでたんこぶを作ったことから始まった。

当時の私は、毎週放課後外に出て友だちと遊ぶようなごくごく普通の小学3年生。その日もいつものように走り回っていた。そしたら、転んだ。
自分の運動神経がすこぶるいいと思ったことはなかったが、悪くはないと自負していた。受け身はすぐ取ったつもりだったが、目の前の石壁は衝突を回避するには近すぎた。
全治1ヶ月。ただのたんこぶではなくて、顔の半分が本当に青くなり、担任には「決して悪口を言わないように!」と言われた。正直担任が1番酷い態度だった。
今は跡形もないが、当時の面影が少しでも残っていたら、確実に人生終わりくらい醜態だった。

久しぶりの描写だったから長くなってしまったのは許してほしい。とにかくめちゃくちゃ酷かったのだ。それがなぜすべての始まりになるかというと、その時のたんこぶが原因で通っていた水泳教室の進級テストが不合格。学年が変わるタイミングで、目標タイムが短くなるからこれ以上の進級が不可能と判断し、やめることになった。そしてその後、水泳教室に通っていた時間に“塾”に通うことになったのである。

小学4年生。今思えばすごくすごくハードスケジュールを極めていた。
月曜:書道。火曜:公文式。木曜:塾。金曜:体操と公文式。
さらに学校の宿題、進研ゼミ、その他問題集にも手を出していたから、相当体力があったと思われる。幼馴染が同じようなスケジュールだったので、普通だと思っていたけど、本当に小学生とは思えない。(勿論、読者の中にも多忙な小学校生活を送った人がいるだろう)

そしてなんやかんや小学校を卒業。
ちなみになんやかんやについて、“性別というものへの不快感”、“人間関係の難しさ”、“女子への恐怖”、あとは“ラノベって面白い”ってことしか覚えていない。つまりこの辺からネガティヴだったらしい。

なんやかんやの小学校卒業からの中学入学。塾のテストではすでに校舎内でそれなりに上位だったが、小学校では“普通よりは賢い”程度にとどまっていたから、まさか中学入学してすぐ学年トップになるとは思わなかった。単に中学受験組がいなくなっただけだったけども。影が薄すぎて、学年トップだという噂は流れなかった。

中学時代の大きな出来事といえば、これだと思う。

中2学年レクで“ちるパ”と“ハッピーシンセサイザ”、中3修学旅行レクで“うまぴょい伝説”を披露する

当時仲良くしていた友人に誘われて舞台に立った。これで私は殻を破ることに成功した。ネガティヴから一旦卒業する運びとなり、周りにようやく学年トップと認知されるようになった。逃げられなくなった。でも、これがなかったら、今の私はないだろうし、この人生は送っていないという自信がある。自信を持ってもいいと肯定された瞬間だったと思う。このことで1番大きかったのは、中学の先生からの支持を取り付けたことである。メンタル的に繊細すぎる私は、受験において全面的な支えを得ることに成功した。

さて受験。


勉強しても勉強してもし足りなかった。最終的に第一志望に合格したわけだが、今でも足りないと思っているくらいには受験勉強は十分にできなかった。昔の自分に言ってやりたい、もっと勉強しろと。決してサボっていたわけではなかったが、もっと早く受験勉強を始めるべきだった。だから、大学受験において同級生と一緒にスタートラインに立たず、後方スタートになっている。
理科と社会がとにかく苦手だった。暗記が苦手だった。社会なんて中2の頃に履修済みだよって言ってる人がいるくらいなのにギリギリまで詰めていた。
そして最後の模試。志望校判定、D。絶望的だった。1つ下のランクの高校に下がるか否か、2日で決める必要に迫られた。親も妹も、志望校を下げると思ったらしい。私だけが、第一志望に固執していた。
当然だった。第一志望同士で、ずっとスタプラで励まし合って、塾でも励まし合って、今更その輪から抜けたくなかった。
失敗しなかったから、描いていた通りの未来を歩んでいるけど、もし失敗してたらと考えると恐ろしい。

結果

合格。合否発表の時は、悪いことを考えると落ちそうだからという理由で、1週間ひたすら合格を信じていたから、当然だと思ったけど当然なわけなかったな。
数学が満点だったのと、英語が9割弱得点してたのは驚いた。英語は英検利用で正直ほぼノー勉だった。
総合的に点数を大きく落とすような教科はなく、おそらく中位くらいで合格している。5科で9割弱だった。
つまり、私は今の高校で中位には余裕でつけるということだ。今できないのは高1でサボったのが悪い!


はあ、こんなこと書いてる暇あったら勉強するべきだったな。長々とすみませんでした。精進して参りますので、応援よろしくお願いします。

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