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ダカールから東京まで帰ってきました!

こちらの情報は2020年9月現在のものです。

ダカールから日本へ9月2日着で帰ってきた。これから移動する人の役に立つかもしれないので、書き記しておこうと思います。

いろいろあって、ダカールから日本に戻ろうと思い時始めたのは1ヶ月以上前。7月くらいからチケット検索を始め、8月半ばに航空券を購入。7月に調べた時はエチオピア航空オフィシャルサイトでダカールー成田が片道9万円台で出ていたけれど8月になって12万円台半ばまで値上がりした。8月の時点で8月9月出発が12万円台、10月出発が9万円台だったので、帰国の予定がある人は早めにチケットを購入したほうが安く買うことができる。クレジットカード購入可能。ちなみに往復を買っても1万円高いくらい。

エチオピア航空の場合PCR検査結果の提示が必要か事前電話問い合わせをしたところ「提示要求の可能性がある」と他人事のよう。ただ検査結果が無いと搭乗拒否があるなどの話も聞いたので、PCR 検査を受けられるところを調べ始める。

ダカール市内で4箇所PCR検査ができるところがあるとのことで、ワカムの自衛隊病院に電話で問い合わせてから現地にも行ってみた。私が受けたい土曜か日曜日はやっていなくて週3日くらいしかやっていないらしい。

ということで一番確実そうな  パスツールの HPでチェック後、不安なので事前に現地に行って確認。検査は毎日7時半から18時まで昼休み無しで受付。ただ現地問い合わせをした時は8時から17時と言われたので、余裕を持って行ったほうが良さそう。持っていくものはパスポート、航空券コピー、40,000XOF(日本円で8000円。クレジットカード払いも可能)受付時に言えば英語での証明も取れるらしい。(2020年9月5日追加情報:英語で取れないらしい。。。)私はフランス語で取った。テストを受けられるのは航空会社の要求にかかわらず出発48時間前より。場所はダカール、プラトー地区。

出発が火曜日だったので、日曜日朝10時くらいに、パスツールに到着。受付で整理券をもらうと、すでに150人くらい私の前に待っている人がいた!テントに設置されている椅子で2時間くらい待ち、番号で呼ばれて受付。その際航空券を見せて、パスポートナンバー、電話番号、住所、メールアドレスなどを登録。その10分後くらいに呼ばれて検査会場へ。すぐに呼ばれて情報確認と支払い。私はクレジットカードで支払ったけれど、ブースに入ってトラブルもなく支払いました。ちなみに日本で作ったビザカードで。支払い後、名前、受付番号、問い合わせ先などが入った支払い証明書を受け取り、検査を待つ。たいして待つことなく呼ばれて、ブースに入り、名前を確認された後に喉と鼻に綿棒を入れて検体を取り終了。結局パスツールを出たのが13時。合計3時間かかった。ただ出る時は空いていたので、午後に行けばここまで時間がかからない可能性はあり。日曜というのも混んでいた理由かもしれない。

検査結果は同日日曜日の19時すぎには携帯のSMSに届いていた。支払い時にもらったレシートに記してあるパスワードを入れて書類を開くと検査結果の書類が見られる。これをPDFにして翌日プリントアウトをした。

出発の日。1日朝8時発の飛行機だったので、朝3時に予約してあったタクシーで空港に向かう。1時間で到着。20,000XOF(日本円で約4000円)。空港にはほとんど人がいない。ダカールの空港は空港内に入る時に荷物を機械に通してチェックされるので、この時点で水を持ち込めない。エチオピア航空のカウンターはすぐに開いたので並んで順番を待つ。荷物を預ける前に臨時カウンターがあり、そこでPCR検査の書類をチェックされる。荷物は23キロ2個追加料金なしで預けられることになっていて、500gオーバーづつくらいだったので何も言われずに預けられた。手荷物も7キロOKのところ合計10キロ超えていたはずだけど、はかられずに済んだ。

問題はイミグレーション。私は2019年12月末にセネガルに入っていて、3ヶ月ビザなしで滞在できるところを、滞在許可証の申請もコロナで受け付けていなかったのもあってしていなくて、もちろんガンビアなどに行って書き換えてもいないので、オーバーステイ状態。そこは政府の都合で許可証の申請が出来なかったので、問題なく出国できるはずだったのに、担当官がオーバーステイに関してかなりネチネチといろいろ文句を言い出した。俺がスタンプを押さなかったら困るだろうとか言い出して。多分賄賂が欲しかったと思うんだけど、言い負かし、最終的に出国のスタンプはお金を払わず押された。

その後荷物検査。空港内の店はすべて閉まっていて、水すら買えず。結局4時から8時まで長時間水分補給なしで過ごす。結構きつい。エチオピア航空は初めての利用だし、悪い噂も聞いていて、いろいろ不安もあったので、事前にオンラインチェックインを試みた。前日13時くらいに試みてできなくて、前日の19時くらいになってやっとオンラインチェックイン出来たにもかかわらず、アジスアベバ_成田以外の航空券だけ出て来るというかなり不安な状態で空港に向かっていた。さらに2日前に「時間変更になりました」というアジスアベバ到着が1時間早くなる謎のメールも来ていてとにかく不安だらけ。結局このフライトは、ET908ダカール_バマコ_アジスアベバの便とET672アジスアベバ_インチョン_成田の2便乗り継ぐものだったんだけど、908便がバマコ経由からチャドのンジャメナ経由に変更になったので時間が変わったということだったらしい。

時間通りに搭乗。飛行機の機体は小さいタイプだったけれど半分くらいの席が埋まっていた。結局ニジャメナは多分航空荷物の積み下ろしや積み込みだけのために降りて、乗客は誰も降りず。ダカール_アジスアベバ間がンジャメナに滞在した1時間も含めて9時間。アジスアベバも予定通り1時間早く到着したので空港で2時間強の時間があり、カフェも開いていたので、カフェオレを飲む。3アメリカドル。もちろんクレジットカードで支払える。アジスアベバも時間通り搭乗、離陸をし、大きな機体にインチョンで降りた15人くらいと成田で降りた8人だったので、座席に完全に横になって寝られるくらいの状態。よく飛ばしてくれた!アジスアベバ_インチョンが12時間。インチョンで私たちは降りなくて良いのかと思ったら、全員荷物を持って降りるように言われる。熱を測り、体調確認の黄色い書類も提出し、機械に荷物を通す検査もする。インチョンもいくつかの店は開いていた。インチョン滞在1時間。そしてすぐに同じ飛行機に乗り、成田へ。インチョン_成田が3時間。機内食はダカール_ンジャメナ_アジスアベバ1回、アジスアベバ_インチョン_成田で2回出てきた。ちなみにインチョンからはキムチ付き!合計フライト時間は27時間!!ただ搭乗人数が少なく横になって寝られたので、そんなに疲れていない(と思う)。

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成田到着は夜20時15分着予定のところ、19時40分到着。夜だったこともありPCR検査場には私たち8人しかいなかったので、かなり早かったと思う。はじめに健康チェックの紙を渡されそこで記入し、健康状態、渡航してきた場所などを聞かれる。その後検体を入れるプラスチックの試験管を渡され、唾液をそれに入れて提出、またもう一度別のところで書類を確認されて迎えの有無、どこに滞在するかなどの確認をされ、指定された椅子に座って待つ。21時10分には番号を呼ばれ検査結果を別のカウンターで受け取り、いつもの健康確認をするところで、陰性証明の書類を渡して、荷物受け取りまで歩く。荷物はすでに出ていて、受け取って空港を出る。出たのは21:30くらい。

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これは相当早いパターンのよう。私は2週間の空港迎えつき隔離パックのある宿に滞在する予定だったので、迎えに来てもらって、23時より前には宿についていた。





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