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小売業の最新潮流。今と未来、品揃えとIT化はどこまで進む?

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ショールーミング、オムニチャネル、無人店舗、モバイル決済、ICタグなど、新しいイノベーションに支えられた次世代小売業態の開発推進について考察します。
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#消費者

『服を“売る”ならこんな風に』……ファッション市場救済のために。

『ファッション市場』が縮小してる。 これは様々な複合要因があるが、その中の大きなものとして ●服(お洒落)の楽しみ方を今の時代に合わせて啓蒙する人がいない ●従来のアパレル業界人と激安リテイラー、オンラインプレイヤーや通販専業メーカー等の意識ギャップや確執の存在 ●ファッションのロールモデル(憧れを喚起するリーダー)不在 などがあるだろう。 筆者は、文章はさほど上手ではないのだが、 『視覚的なチャートで構造を解き明かす』ことは得意としてる。 なので、図式+解説という

もう一度『消費者』になろう!(経済は消費で購われてるって知ってた?)

★★消費者という日本語が良くないのかもしれない★★ 消してしまう?費用を払う?……違うな……それだと消費は悪の権化のように見えてしまう。以前別の記事でも書いたけど、これと真逆にある生産という言葉も日本では誤解を生みやすく、狭く捉えられ易いのだ。別にモノを作らなくても素晴らしい生産活動はある。 「消費」って実は生産者と同じくらいのクリエイティブワークなのだ。マーケティング業界の人は、消費という言葉の居心地の悪さを感じていたため、消費者と言わずに生活者という言葉を使った。