マス時代と超多様化時代……どっちが良かったんだろ?
たぶん数十年前の、マスの消費と価値観の伝わり方を経験した僕の世代。
まさに現代のような多様化してヒエラルキーが存在しない世界を望んでたはずなのだが、ちょっと息苦しさを覚えている。
マスの時代は一つのトレンドをみんなが追いかけ、みんなの憧れの生活が同一だった時代。憧れのブランドがあり、憧れのヒトが居て、同じミュージシャンやアーチストについて語り、一つの映画に熱狂した。もちろん趣味や志向、サブカルチャーによるセグメンテーションはあったけど、同じ志向を持った人同士が対面で議論でき