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王道と実践のマーケティングを学ぶ!

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デジタルマーケ、アナログマーケに拘らずに、今の時代に実践すべきマーケティングのエッセンスを紐解いて、もう一度、王道マーケッター復権の時代を目指します。
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#KPI

【鼻の差問題】具体的過ぎるKPIが正確な判断や変革を妨げる。

「鼻の差で勝つ」…ことってよくある。 鼻の差で勝つと嬉しいけど、ちょっとクールな目で考えてみると、それってドンケツの周回遅れの二人が争ってる?なんてことないですか? もしくは、 最速のスプリントサイクルで競争すれば良いのに、三輪車で鼻先を競ってる?ってことは? で、 Businessの世界でここ十数年のトレンドになったKPI重視主義。 KGIとKPIを定義して、KPIをウォッチしてリフトアップすべし!という仕事のやり方……この「鼻の差競争」と似てないかしら? というのは、

リアル・マーケティングとデジタルマーケティングの違いを超えて。

デジタルマーケティングという言葉が流布した2010年代以降、デジタルマーケティングとリアルマーケティングを区別して語る必要が出てきた。 本音を言うとあまり意味ないと思うのだが、それまでのマーケッターと呼ばれた人たちと、新しく登場したデジタルマーケティングのヒト達があまりにも異なる人種であったからだ。 どちらが悪いという訳じゃない。 ただ、今みるとどちらもちょっと狭量で守備範囲が狭い傾向はあると思っている。 荒っぽく言うと、従来のリアルマーケッターは、ターゲット志向で商品(