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グローバル社会VSローカル社会、会社と組織に何が起こってる?

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様々な矛盾に満ちた社会の動向、その中でのニッポンの特異性などを読み解き、今後我々はどっちに行けば良いのか?深く考えみます。
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#グローバリズム

投資マネーは収益を求めて“人の居ない社会”への投資へと向かう。その1

怪談のような話だけど…これが現実なのかもしれない。 これまで国際金融資本とグローバリスト連中は“儲けるため”に消費者や企業や国を操作して、テロ、恐慌、イデオロギー、消費、法人需要、産業資源、人の寿命……など、あらゆる人的環境(=実体経済)を利用してきた。 しかしそれですらもはや、実体経済と金融経済(投資経済)の乖離は止められなくなった。 なので彼らの投資対象は今後『人の居ない世界』へと向かう。 ヒトの代わりに彼らに“儲け”をもたらすのはAIと自動取引だ。 極端な例を出してみ

世界の辺境で『GAFAは何か違う!』と叫ぶ。

プラットフォーマーという言葉を作ったことはOK。 でも グローバル全ての人種や国家で運用出来て、指示がいきわたるようなオペレーション志向、徹底汎用化&マニュアル化、単純化されたしくみだけ…を開発して100億人ターゲットに売り続けるビジネス……って何か間違ってると感じる。 そこには新しい価値や文化が何も生まれない、ただ便利でグローバルなだけの虚無システムが拡がっている。明日がない。 自動運転も同じだ。ただ機械が運転するだけのこと。あると便利だし、AIの精度が上がれば悲惨な事故

この20年のネット普及は、実は社会コミュニケーションの失敗?

インターネットが普及して20年以上経った。デバイスはPCからスマホやIoT端末、オンラインTVへと様変わりした。世界中の誰とでも昼夜問わず繋がるようになって、普通の一個人の生活者がブログやSNSで発信できるようになった。 だけど……。 人の間、国の間、民族の間の相互理解が深まった気がしない。むしろ冷戦後の世界にとって、亀裂をさらに深めている気がする。これは国内の個人とか組織間でも同様だ。 『いつでもどこでもコミュニケーションできる』『膨大な情報が世界を横断して飛び交う』こと