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グローバル社会VSローカル社会、会社と組織に何が起こってる?

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様々な矛盾に満ちた社会の動向、その中でのニッポンの特異性などを読み解き、今後我々はどっちに行けば良いのか?深く考えみます。
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『Googleが無くなる!』はかなり正しい…三年以内かな?

ジョージ・ギルダー氏の著作、『グーグルが消える日』が話題だ。 僕もサクっと読んでみた。自分が元々イメージしていたオンライン社会への疑念や今後の未来論と被るところが多く、僕にしてみると久々に全部読んだ。 確かに論点が拡がり過ぎて、結論がでてないところはある。 しかし、これを齢80歳!のエコノミストが書いてしまうところに、 まだまだ米国の面白さがあると思う。 とは言え、難解である。 著者のジョージギルダー氏は見事なほどの数学者&哲学者信奉の強い人だ。シリコンバレーにはそういう

実は足りてないのは“IT人材”じゃない!

各所各社で、「IT人材、デジタル人材が採れない」という話が持ち上がっている。確かにそんな要素はあるけど、本質は違うのではないか?という疑念が生じてきたので、書いてみる。 企業の中途採用で、IT人材・デジタル人材が欲しい!っていったいどんなヒトのことだろうか。 GAFAとかと熾烈な開発競争へとシフトしてる自動車業界大手やデジタルプラットフォーマーとかなら、AIエンジニアなどの高度IT技術者が必要かもしれない。 しかし、IT系や基盤技術系ではない普通の大企業や中堅企業ではプライ