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グローバル社会VSローカル社会、会社と組織に何が起こってる?

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様々な矛盾に満ちた社会の動向、その中でのニッポンの特異性などを読み解き、今後我々はどっちに行けば良いのか?深く考えみます。
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#経営

ITダメ経営者は実在しない。新しいことダメ経営者が居るだけだ!

以下の記事、非常に共感した。 これと全く同じ幻想が経営のジャンルで喧伝されてると感じる。 その筆頭が『ITダメ経営者』という言葉。 日本には『ITがわかってない経営者が多いから世界に乗り遅れてる』という“逸話”だ。 これもっともらしいんだけど、ちょっと考えて欲しい。 ITわかってる経営者とITわからない経営者のギャップってどれほどあるだろう?もちろん、元エンジニア出身でプログラム開発経験のある経営者も沢山いるだろう。彼らは果たして成功してるだろうか? 逆に、純・文系だった

投資マネーは収益を求めて“人の居ない社会”への投資へと向かう。その1

怪談のような話だけど…これが現実なのかもしれない。 これまで国際金融資本とグローバリスト連中は“儲けるため”に消費者や企業や国を操作して、テロ、恐慌、イデオロギー、消費、法人需要、産業資源、人の寿命……など、あらゆる人的環境(=実体経済)を利用してきた。 しかしそれですらもはや、実体経済と金融経済(投資経済)の乖離は止められなくなった。 なので彼らの投資対象は今後『人の居ない世界』へと向かう。 ヒトの代わりに彼らに“儲け”をもたらすのはAIと自動取引だ。 極端な例を出してみ

“剛腕”経営者や“剛腕”ミドルが居なくなった時代。だれが『横断的経営課題』を牽引するの?

タイトル通りの疑問と懸念と愚痴。 中堅以上の企業の中がみんな『調整マン』になっちゃった。 で、起業家だったらわかると思うけど、みんなで調整して妥結した折衷案って最悪のダメダメなケースが多いよね。 一人の強烈な信念とコンセプト、自分自身が一人の生活者である人の考え…を貫き通したサービスとか商品の方が、圧倒的に顧客に伝わるし、成功確率も高い。 どうしたもんだろうか? 大企業同士はサービスのクオリティが低くても、お互いのブランド力で社内を説得できれば良いと思ってるみたいだけど、最