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ドミニオン⑥ ~礼拝堂と銅貨~

 ドミニオンは、最初に屋敷3枚、銅貨7枚から始まります。
 そこで、銅貨は一般的には弱いとされているため、廃棄が基本とされています。どこまで銅貨を廃棄していいのかを考えてみました。

 礼拝堂があるときは、一般的にはめぐってきた屋敷と銅貨を全廃棄するのが鉄板と言われています。実際にはどうなのでしょうか。ここでは、1・2手目の間に礼拝堂を2枚でなく1枚購入することを考えます。(どちらも礼拝堂購入は僕には恐ろしくてできません)
 また、最悪の場合を想定しています。

3手目

 最も困るのは、礼拝堂と銅貨4枚が巡ってきたとき捨てるかどうかです。この後めぐってくるもので屋敷3枚と銅貨3枚、最初のほうで取った1枚が残っているわけです。

4手目

 この時に、最悪なのが、次に銅貨2枚、屋敷3枚のパターンです。この時はもはや何も買えないに等しいでしょう。しかし、その次の一手は確実に銅貨と最初にとったもう一枚が手元に同時にやってきます。そのため、銀貨などを購入しておけば、この時安定して銀貨購入へ進めるのではないでしょうか。

5手目

 残りが礼拝堂、銅貨、銅貨だった場合さすがに銅貨の全廃棄はここではできません。するとしても、銀貨を購入できるようにするために、銅貨を2枚捨てまででしょう。この時点で、かなり手札が圧縮されているはずです。
 この時銀貨を購入するとしたら、最悪の場合でも残りの手札及び山札は、銀貨2枚、銅貨1枚、屋敷3枚、礼拝堂1枚です。
 ここでもう一つ考えてみましょう。銅貨をあと1枚残してみてはどうでしょうか?そうすると、全体の金量が6となり、金貨が購入できます。そうすると、金量をもっと安定して増やせます。ここまで行くと、礼拝堂圧縮という作戦に向かえます。
 また、もし仮に残さなかった場合では、市場などを購入すれば、それでも金量は6なわけですから、それで金貨に向かうという手もあります。市場なら、ついでに購入権を増やせます。ですが、市場を次に取れるというのは、次の回りで、すべての金量5が来た場合のみなので、やっぱり、金貨をシンプルに取りに行く戦略のほうが有効かもしれません。

 長く書きましたが、要するに最初の手で銀貨を礼拝堂とセットで取ったりするのであれば、銅貨は基本的に全捨てに近いことをすればいいということです。廃棄するのは銀を取りに行くとしてもマックスで6枚までです。
 そのあと、さらに安定して金貨などを取れるようになれば、残りの銅貨も廃棄していきましょう。

 今回はないものとしましたが、当然礼拝堂と屋敷が同時に来たら、屋敷廃棄でいいと思います。

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