新卒入社後、組織で壊れないためのソーシャル・レジリエンスの要素

新卒入社後、数ヶ月してドロップアウトされる方はたくさんいます。組織恐怖症になって次の会社を決める気も起こらず、実家に戻ってじっとしてたり、シェアハウスに移ってギリギリのラインでアルバイトでしのいだり。

ここで、ソーシャル・レジリエンスという組織で壊れないための要素をお伝えします。

・ラポール

→相手を観察し、相手の呼吸や行動を合わせて、自分から相手の話の骨を折ったり、相手を無意識に苛立たせないためのスキルです。

・協調性

→「自分の役割を果たすこと」と「誰の役割か不明瞭な場面で、進んで前に出て動く能力」をここでは言います。

・リフレーミング

→仕事中に起こったネガティブなことや、他者から言われたネガティブなことを前向きな意味に解釈し直す力です。職場に限らず人生はリフレーミングが必要な場面の連続です。

・組織観察力

役職名の付いた人間は、どんなに頼りなかったり、どんなに自分にとって有害でも、その組織が続く限り、入れ替わり立ち代り作られ続けます。そこで、「肩書きに関係なく、誰が組織の有力者、つまりキーパーソンなのか」を観察する目を養う必要があるのです。

この4つが必要だなんて、社員研修はおろか、組織でも誰も教えてくれません。企業という組織は、自分の夢を叶えてくれたり経済的に豊かにしてくれたりする一方で、人がウツになるだけでなく、自ら命を絶ってしまうことにもなるような多分にリスクをはらんだものです。ぜひ、上の4要素を頭に入れておいていただきたいものです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?