見出し画像

#259 非常事態を「これからの働き方」を知る機会に #雪国テレワーク部

竹内義晴の「これからの働き方」――この番組は、これからの働き方、組織づくり、地域づくりの実務家、竹内義晴が「楽しく働く」をテーマに、組織づくりやコミュニケーション、マーケティング、キャリアデザイン、複業、テレワーク、ワーケーションなどの視点でゆるゆるとお話をしていく番組です。この番組が面白かった。あるいは、参考になったらフォロー。コメントなどいただけると嬉しいです。


各所で大雪になっているようですね

今日は、 #雪国テレワーク部 の話をしたいと思います。

今回は海沿いのほう、普段、あまり雪が降らない地域でかなり雪が降っているようですね。

日中、新潟市の知人とオンラインで打ち合わせをしました。写真を見せていただいたら60cmぐらい雪が積もっていました。

「普段、降らないところで雪が降る」のは結構大変です。特に街の中では、「除雪した雪を排雪するところがない」とか、「住宅と住宅の間に余裕がなくて、雪をやる場所がない」とか、道路も、除雪したはいいけど「積んだままになっている」とか、相当、ご苦労されてるんじゃないかと思ってます。

一方、本来雪が降るべきところは雪が少ない

一方で、僕が住んでいる新潟県妙高市という地域は、本来、雪が降るべき……というか、日常的に降る地域なのですが、いま、5cmぐらいしかない状況で。

観光業やスキー場といった、雪が商いに影響を与えるみなさんにとっては「そろそろ降ってほしい」というようなSNSの書き込みを見かけました。

雪が多い地域では、無理な外出はひかえたほうがよさそう

冒頭に、 #雪国テレワーク部 の話をしました。特に普段雪が降らない地域では、除雪体制がままならないがゆえに渋滞になってしまったり。おそらく明日に向けて、交通事情は麻痺するだろうと思います。

週末とはいえ、もちろん、仕事に行く方もいらっしゃるとは思います。一方、明日は土曜日なので、通勤の時間帯は、日常よりも車の量が少なくなるとは思います。

でも明日は、出かけなくても良いのであれば、出かけない方がよさそうな感じがします。

大雪のときにテレワークができるのは「普段テレワークをしているから」

この記事では、 #雪国テレワーク部 についてお話しています。 #雪国テレワーク部 の目的は、大雪の時に交通が麻痺したり、立ち往生したりすることによって、車に閉じ込められたり、一酸化中毒になったり、食事がとれなかったり、トイレに行けなかったり……といった「リスクを回避する」という目的もあります。

一方で、なぜ、「大雪の時に発信するのか?」というと、人は、危機的な状況にならなければ、なかなか行動しないからです。

発信自体は、大雪の時に発信していますが、いざ「大雪の時に、テレワークができるか?」というのは、日頃からやっていないと、行動はできないのもまた、事実だと思うんですよね。

なので、 #雪国テレワーク部 の取り組みは「大雪の時に、危険な状況にならない」「立ち往生しない」といったお話や、無理に会社に行っても、仕事にならずに帰ってくるだけだったら「在宅で仕事した方が、効率がいいよね」という目的で発信しています。

ですが、大雪の時にテレワークを実際にやるためには、日常の中で、時間と場所の制約がない働き方ができていてこそ、初めてできるところも、実際にはあります。

特に、雪国のような、自然災害が「いつ起きるかわからない環境にいる」からこそ、日常からリスク対策として、テレワークができるようにして置くことが大切です。

リスク対策でも、実際には……

ただ、テレワークを「リスクのためにやる」と考えると、「いやいや、災害なんて、普段は起きないでしょ?」と思われると思います。

ですから、本当はリスク対策よりも「便利だから」といったことを知ることのほうが大切ではないかと思っています。

きっかけはどうであれ、実際に取り組んでみると「あれ? これ、結構便利だね」とか、「移動しなくてもいいね」といった便利さが分かります。

そのためにも。大雪のような機会に「テレワーク実践してみませんか?」というのが、 #雪国テレワーク部 の主旨でございます。

コロナ禍も「テレワークのメリットを知る機会だった」

コロナ禍によって、テレワークが一気に広がったのは「会社に来るな」と言われたからですよね。その結果、多くの人が「あれ、いままでその場に行っていたけど、無理に行かなくてもよかったね」ということを知りました。

だけど、コロナ禍でこういった経験をしたのは、都市部の方が中心でした。地方のわたしたちは、あまり経験していません。

なので、大雪のような自然災害は起きない方がいいのですが、一方で、こういったことは事実として起こるので、非常事態に備えて――いや、本当は備えてじゃなくて、日常的に、何があっても、業務がちゃんと遂行できる、対応できるように――ということが、本当の目的ではありますが、「大雪の時は、テレワークをしよう!」ということを、これからもお伝えしていこうと思います。

じゃあ、今日の話はこれで終わりにします。じゃあね、バイバ~イ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?