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ネフリドラマ「セックスエデュケーション」を観ればコミュニケーション能力が上がる?

いつもgetemono pressをご覧いただきありがとうございます。

皆さんは家族、友人、恋人と十分にコミュニケーションが取れている、とハッキリ言えるでしょうか。
僕は、女性からよく「何を考えているか分からない」と言われてフラれてしまいます。笑

分類化することはあまり好きではないですが、日本人は特に、相手を慮る(おもんばかる)ことが美しいという考え方がありますよね。
つまり、「好き。」とか、「頼りにしてる。」とか、直接的に愛情表現や気持ちを伝えなくても、分かってちょうだいよ!という空気があります。

さて、今回お話しするのはNetflixオリジナル「セックスエデュケーション」についてなのですが、
このドラマ、ただのエッチなティーンドラマではありません。
セックスを通して登場人物一人一人にスポットを当て、それぞれの悩みやドラマを描きながら、人間関係ってどうやって築くんだっけ?について考えていく作品となっています。

この作品を見て、日々のコミュニケーションについて、もう一度、考え直してみるのもいいかもしれません。
激しめのシーンもあるので、気まずさを感じたくない方は、一人で観ることをおススメします。笑

※今回は特にネタバレなしです。

1. あらすじ


Netflixに掲載されているあらすじはこちら。

セラピストの母親と友人のエリックの支えがあっても、自分が童貞を卒業できるか心配なオーティス。だが性の悩みを抱えるのは彼だけではなかった。

もう少し付け加えると、
セックスセラピストとして活躍する母を持つ主人公のオーティスは性経験がないのですが、幼少期から母の影響を多大に受け、母親のセラピーを受ける患者の話を盗み聞きしたりと、セックスに関する知識が専門家レベルなんです。
オーティスはひょんなことから、性に悩みを抱える同級生たちに対して、学校内でセラピーをはじめることになる、というお話です。


2. 登場人物が多彩


主人公オーティスを演じるエイサ・バターフィールドは、イギリス出身の俳優さんで、「ヒューゴの不思議な発明」が日本では有名でしょうか。
「誰でもない、いつも隅っこにいるやつでいい。」
というセリフの通り、絶妙なナヨナヨ感、自信の無さがある一方で、セラピーの時間になると、話し方のトーンや言葉遣いに説得力があって、かっこいいやん!となります。

ヒロインのメイヴを演じるエマ・マッキーは、フランス生まれの女優さんで、あまり出演作品の情報がありませんでした。
ただ!めっちゃくちゃかわいい。
ネット上ではハリウッド女優のマーゴットロビーに似てる!という意見もあり、今作からかなり注目を浴びています。
オーティスの才能を見出し、セラピーの話を持ちかけるメイヴ。読書好きで頭が切れるクールビューティーな彼女だけど、学校内では性的な誹謗中傷を受けているという役柄です。

他にもたくさん、多彩で、様々な悩みを持つキャラクターたちがいて、
もしかしたら、皆さんのこれまでの経験と重なる部分があって、自己投影せずにはいられなくなるかもしれません!

3. 感想

このドラマは、

気持ちを伝えるのって難しいよね。
人と付き合うのって難しいよね。
家族と向き合うのって難しいよね。
世の中ってなかなか難しいよね。

という、誰もが日常で感じるリアルを描いている作品だと思いました。

セックスを軸に話は展開されますが、
親子関係、友達関係、恋愛関係、セクシャリティ、いじめなど、
現代社会で起きている問題というか、それぞれの人間が抱える悩みに焦点を当てています。

これは、学校内の話だけじゃ全然なくて、
大人も同じ、人間社会全体に通ずることだと思います。

日頃の感謝、愛情は、照れくさくて、伝えるのは苦手という方が多いのではないでしょうか。

僕自身も、距離が近い人ほど、言葉にするのがヘタです。
まずはLINEスタンプから、はじめようかな。

最後に、作中のメイヴのファッション、仕草がめちゃくちゃにかわいいので、
ぜひ注目してください。

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