『パンダ探偵社』1巻–vol.01 1月のマンガ・リハビリ・エクササイズ

最近マンガ読まなくなったけど、月に5冊マンガを買ってリハビリしようというお話。2019年1月購入したのは下記の5冊。

『アトム ザ・ビギニング』1巻
コンセプトワークス:ゆうきまさみ、漫画:カサハラテツロー/小学舘クリエイティブ・ヒーローズコミックス

『ブルーピリオド』1巻
山口つばさ/講談社・アフタヌーン

『天国大魔境』1巻
石黒正数/講談社・アフタヌーン

『パンダ探偵社』1巻
澤江ポンプ/リイド社会・トーチweb

『SHIORI EXPERIENCE』1巻
中田悠幸 町田一八/スクエアエニックス・ビッグガンガン

基本的に新しいマンガを買うようにしている。が、次月以降で続巻を買うこともありにする。

5冊のなかで特筆したいのは、『パンダ探偵社』1巻。徐々に動物になっていってしまう奇病・通称「変身病」が存在する社会で、ジャイアントパンダになってしまうと診断された主人公・半田。先輩・竹林の探偵社に弟子入りし、変身病にまつわる依頼の解決に奔走する。

探偵モノドラマであること、バディモノであることは王道だけれど、なんといっても変身病という設定が強い。変身病患者は、耳がついたり羽が生えたりするものの基本は見た目も人間なんだけど、最終的にはその動物そのものになってしまう。フラットで繊細な絵柄の変身病患者は、可愛い感さえあって、悲惨であるはずの最期がストーリーと相まって詩的に描かれる。

おそらくは、身の回りの人が変身病患者になったり、主人公自身の問題にフォーカスしたりしながら話が進んでいくんだろう。