寺田好枝 / ブランドプロデューサー・編集者・エッセイスト
25年の仕事人生において、少しでも気持ちに余裕が生まれたり、前向きになれたり。そんなココロの言葉を紡いでいます。
大学病院と大手銀行、大手広告代理を経て 仕事の深掘りや領域拡大のため独立。 広告の仕事は ひとつの点を無数に散りばめたり 点を線につなげたり 充実感と達成感に終わりがなく、 あれよあれよと独立後、法人として25年が経ちました。 【ブランドプロデューサーの仕事】 国内外の企業が取り扱うブランドの構築を中心に 商品や雑誌に関わるコンセプトづくりをはじめ、 世の中に気づいてもらい、喜んでいただくための 企画に携わっています。 現在は企画をはじめ、 世の中に新しいモノ・コト・
ここ最近、ぽかぽかな春を感じる陽気で庭で過ごす時間もふえて 「うおぉぉ!でてきたね!」とつぶやきながら、 ビタミンカラーのスイセンに心を奪われます。 みなさま、いかがお過ごしでしょうか? さて、過日のごはん。 具材パンパンの餃子をつくりました。 挽き肉とニラ、新たまねぎ、春キャベツ、ニンニク、調味料を入れた 王道の餃子。 いつもの食材と違い、 ひと足早く春のごちそうが食べたくて 新たまねぎと春キャベツを選びました。 ニラ、春キャベツをみじん切りにして 最後に新たまぎ
「あの人は運がいい」 「成功者は運をもっているよね」など。 ある日突然 「運」が空から降ってきたような言葉に聞こえるかもしれませんが 私は、そうではないと感じています。 「運」は 見えない努力と見えない積み重ねができた人だったり。 感謝の言葉と行動を贈り続けている人だったり。 人に支えられて生きていることを知る人だったり。 何事にも動じず穏やかに凛々しくできる人だったり。 というように、 常に心地よい空気が流れている人や周りに 「運」はひらひらと舞い込んでくる。 こ
熱海温泉のおみやげに買った「熱海プリン」。 昭和の雰囲気が漂うレトロな熱海の裏路地を散歩していると 長い列の先に、ちっちゃい牛乳瓶のような可愛いプリンがならぶ店があった。 いろんな味のプリンがならぶショーケースには 人懐っこさをおもわせる「かばさん」デザインの蓋!蓋!蓋! そして蓋の嵐。 一瞬で「かばさん」に心を奪われてしまった。 「買いでしょ」と、心でつぶやいた瞬間、長い列の最後尾へ。 なにが、どうおいしいのか おすすめのプリンがなんだかもわからず・・・・・・ 「
そこは、生命をはぐくむ神秘の地。 沖縄の古びた町並みをぬけてたどりついたのは、南部の東海岸にたたずむ「百名伽藍」。 車窓にうつる瑠璃色の海とおだやかな風、生命をはぐくむ神秘の地のはじまり。 ザワザワと雑踏の東京を脱出してついたのは、南国特有の心地いい風が舞い、ココナッツのようにあまく香る那覇空港。 空港から30分ぐらい車を走らせてたずねたのは、南部の東海岸にポツンとたたずむ「百名伽藍」。旅の目的地だ。 「百名」とは、沖縄の豊かな自然がのこる琉球創世神話の舞台としてしられる
窓からみえる一面の銀世界は 車の音や鳥の声、風の香りなどを 日々、伝わって、感じるものが「ぴたっ」と、とまって ただ、ただ静かな時間だけが流れてゆく。 窓をあけて、深呼吸。 ひんやりとした空気が全身に染み渡って きれいに浄化される。 しんしんと降りつづく雪だけの静かな時間は、 忙しない時間を無にしてくれるようで なんとなく心も落ち着く。 今日は、ごきげんなことがありそうな予感。 さぁ、好きなものを書こう。 あたたかいカフェオレを淹れて ゆっくりと。