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大山のこと!カケルメンバーに聞いてみよう! Vol1. 松浦 生(週末住人Inc.代表)

やっほー!
シゴト場カケルメンバーのまーしーです!


シゴト場カケルは、鳥取大山(だいせん)を拠点にした紹介制のシェアオフィス、さまざまなメンバーがあつまる場です。今回は新しいインタビュー企画「大山のこと!カケルメンバーに聞いてみよう! 」の記念すべき第1弾です!


インタビューのきっかけ…


シゴト場カケルは、クラウドファンディングのサポートなどさまざまな挑戦を応援しています。そんな応援プロジェクトの一つとして、実施しているのが「小さな投資プロジェクト」です。やりたいことがある人に、資金を提供し、応援をする仕組みです。

実は、資金だけでなく、相談したいことがあれば、カケルメンバーに相談することも可能だったりします。……となれば!!もう少しカケルメンバーを知ってもらえる機会を増やしたい…。そして、単純に何をしてるか改めて聞いてみたい。


そんな思いから、今回カケルメンバーへのインタビュー企画を始めました。「大山」に関わる質問を通して、改めて「大山」や「カケルメンバー」のことを少しだけ浮き彫りにできればいいな。



インタビュー企画第一弾のお話相手は、週末住人Inc.代表のパワーこと松浦 生くん(以下パワー)。東京出身で、大学進学を機に鳥取県へ。学生時代より「週末住人」というライフスタイルを実践。2021年に週末住人Inc.を創業し、Z世代コミュニティや交流滞在拠点の運営をしています。


また、慶應義塾大学SFC研究所上席所員として、コミュニティの力を活かした地域イノベーションの研究開発にも取り組んでいます。週末住人の大山拠点として、シゴト場カケルも活用しています。そんなパワーに「大山」のことについてあれこれとお聞きました🙆

カケルメンバーインタビュー:パワー(松浦 生)

ー何がキッカケで大山と関わり始めたのですか。



パワー:
直接的なきっかけというか理由は、鳥取県大山町の地域おこし研究員になったことですね。(※地域おこし研究員とは、慶応SFCの大学院に所属しながら、地域を研究対象として現地で活動し論文を書くことで、単位が認められ学生活動になる制度)


ただ、それ以前に大学時代から、「高校生旅行社」という企画で、大山町とは関わっていました。大山町でローカルテレビ番組を制作している大山チャンネルの貝本さんには、その当時からお世話になっていました。(関連記事「高校生旅行社がはじまります - 鳥取県×日本財団」)


貝本さんには何かある度に相談している中、ちょうど僕が3年生から4年生になるタイミングで、「地域おこし研究員」を鳥取県大山町で募集するらしいという情報が入ってきたんです。


まーしー:おぉ!ナイスタイミングだね!進路はもともと、どう考えてたの?


パワー:大学院まで行きたい思いはありました。「週末住人」というプロジェクトで、目の前にあるものを楽しくやってきたところから、「それが持つ価値って何なんだろう」みたいなところを、もうちょっと学びながら研究してみたいなと。


そんなタイミングだったので「じゃあ鳥取県大山町で地域おこし研究員になるか」と、自然な流れで進路は決まりましたね。


まーしー:なるほど!じゃあプロジェクトベースで緩やかに大山に通いつつ、そこから自然と大山で働く流れになったんだね。

ー鳥取大山はどんな場所だと思いますか?



パワー:バラバラ!大山の中で、ホントいろんな人たちがいろんなことやってますね、バラバラに!笑


まーしー: わかる。おれもそれずっと思ってる。それってなんでなのかな?


パワー:そうですね~理由としては、フィールドが山から海まで多様にあるみたいなところもあるかなと思うし。大山町内にある自主組織が廃保育園を使ってるみたいな感じで、自由に使える余白施設が多い気がしますね。


これって他町との比較でもあるんですけど、例えば中山間地域にある某町だと、町全体で一つのテーマを掲げて、そうじゃない人は逆に入りにくいみたいなところもある気がする。……けど大山はバリエーションの豊かさみたいなものがかなりある気がするので、関わりやすいんですよね。


まーしー:確かに小さな町だと一つのテーマに寄り添えなかったらゲームセットみたいなところあるけど、大山だとどこかしら自分に合う受け皿があるよね。


パワー:そうなんですよ。あとさっきエゾモさん(大山町でアフリカ村の事業をしている方)と話してたのですが、プレイヤーは多いけど根付いてない人が多いよねと。人の流動性みたいなところは、こういう田舎にしては高いんじゃないかなって。


まーしー:根付いてないってちょっと若干マイナスにも捉えられたりするじゃん。でも別にそれでいいじゃんってことだよね。


パワー:そうですそうです。より根付いてるプレイヤーから、よりなんかフラフラしながら関わるプレイヤーまで、そんな関わり方のバリエーションとグラデーションの両方あったらいいなと思ってて。


大山は、そんな関わり方のグラデーションも生まれつつあるのかなと思うし、その流動性が高いっていうのは、とてもポジティブに捉えてますね。


まーしー:(……「バラバラ」「バリエーション」「グラデーション」、ひとつにまとまらない大山だからこそ、関わり方もさまざまできるんだなと改めて)

ー今、鳥取や大山で進めているプロジェクトはありますか?プロジェクトに関わりたい人は募集してますか。


パワー:プロジェクトとしては、結構いろいろ並行してやっていますね。繁忙期に人手不足で困っている事業者とスキマ時間で収入を得たい働き手とをマッチングさせ、合間の時間に働けるスキマワークを提供している「だいせんスキマ時間プロジェクト」だったり。


夏には大山町で”こどもが学びを楽しむ場”を運営する モリタフレンドスクールの子供達と関わりながらの「モリタキャンプwith大学生 」や、大山町中山の地域自主組織「やらいや逢坂」と形にしていく「やらいや週末住人」など、今動いてるものは、その三つですかね。


まーしー:行政や、民間、地域自主組織とバランスよくプロジェクトしてるね。それぞれプロジェクトに興味あれば、関わったりは可能なのかな?


パワー:それこそ、今までは、コミュニティという居場所として、まず関わり、その中でお互いを知っていったり、得意なこと好きなことを持ち寄って、プロジェクトに関わっていく流れだったんで、そういった関わりしろを、外部に向けて可視化は出来てなかったんですよね。


ただ、そこはしていきたいですね。プロジェクトベースで関わりたい人は、そこが入り口になって、興味あればコミュニティメンバーになっていくルートも、あっていいなというのは思いますね。


なので、実際に、夏に向けて動いている「だいせんスキマ時間プロジェクト」「モリタキャンプwith大学生」やらいや週末住人」に興味ある人は、サポートメンバーとしていつでも歓迎ですね。※興味ある人は、シゴト場カケルを通してでも、パワーに直接でも連絡してくださいね。

ー最後に…!この相談ならお任せください!ってことを教えてください。



パワー:そうですね………釣り!釣りですね!釣りならお任せください!一緒に釣りしましょう!


まーしー:まさかの答え!釣りーー、いいね。……けっこう釣りはしてるの?


パワー:結構やってますね。大山だと御崎(みさき)漁港が一番よく行きますね。常に釣り竿くるまにのってますよ。


それと大山に限らず、鳥取県の東部中部西部行き来してるんで、全域的に面白い場所だったり人だったりとかは紹介したり、連れて行ったりとかはできますね。


あとは、これまで本当に多くのZ世代の子たちと、仕事でも暮らしを通しても触れ合ってきてるので、その世代の子たちの相談にはのれますね。価値観や、ライフスタイル、キャリア観みたいなところの相談はいつでも。……釣りしながらいろいろ話しましょう!


話し手:松浦 生(週末住人Inc.代表)
聞き手・書き手:佐々木 正志(合同会社sunsunto)
※文中の記述はインタビュー当時の内容です



記念すべき1人目のカケルメンバーのインタビューはパワーにさせていただきました。


関わり方のバリエーションとグラデーションの両方あったらいいな
その言葉はそのまま大共感。どんな関わり方でもおっけいだよね。そのための受け皿づくりを自分自身もしているところがあるので、パワーの言葉には共感するポイントがとても多かったです。それぞれの世代だからこそ、形にできることをコツコツと形にしていきましょう。改めてインタビュー協力ありがとうございました。


引き続き、小さな投資PJでは、「カケルチャレンジャーとして何かやってみたい!(挑戦メンバー)」「鳥取や大山でチャレンジする人をサポートしたい!(寄付メンバー)」という方を募集しています!ぜひ興味あれば、下記ご覧ください、あなたにお会いできるのを楽しみにしています!
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