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【CF実行者インタビュー#8】トレーラーハウスから生まれる、誰かのやりたいが集う空間

プロジェクト名:大山町御来屋に「ハワイ」を体現したトレーラーハウスカフェを作りたい


2021年から鳥取県東部を拠点として、大好きなハワイをコンセプトにしたキッチンカー「ハワイアンカフェBIGWAVE」として活動を始めた中尾佳子さん、まりさん、みくさん。活動開始から3年が経ち、新たな試みとして、大山町御来屋にトレーラーハウスを使った常設カフェを設置することに。鳥取という地にいながらもハワイを感じ、誰もがリラックスできる心地よい空間づくりを目指してクラウドファンディングに挑戦した3人の過程や、プロジェクトにかける想いをお聞きしてきました。

(クラウドファンディングプロジェクトページはこちら「大山町御来屋に「ハワイ」を体現したトレーラーハウスカフェを作りたい」)


ハワイ島の魅力を最大限伝えるために踏み出した新たな挑戦


ープロジェクトを始めたきっかけは何ですか?


家族みんなハワイ島が大好きでよく遊びに行っていましたが、コロナをきっかけに簡単に行けなくなってしまいました。そんな中で、日本、そして鳥取で何ができるんだろうか…と考えた時に、「ここでハワイを作ればいいじゃん!」ってなったんです。そんな流れで、2021年に前身のキッチンカー「ハワイアンカフェBIG WAVE」が誕生しました。


けれど、キッチンカーだと天候に左右されたり、スペースが限られてしまったりと、なかなか自分たちの理想を形にしきれないなと感じるように。私たちが思うハワイ島の魅力は、「リラックス」だったり、「あるがままでいられる」こと。本来の自然がそのまま残っていて、時間もゆるやかに進んでいる感覚があるハワイ島。そこで感じた心地よさだったり、視覚的にハワイを感じてもらえるインテリアだったりとか、もっと上手く表現できる方法があるんじゃないかなって思ったんです。そこで、トレーラーハウスで新たにお店を始めることに決めました。

ークラウドファンディングをしようとおもったキッカケは?


知り合いの方がクラウドファンディングをやっていたこともあって、元々存在は知っていました。けれど、システムとかは全然知らない状態。一度クラウドファンディングのサポートをしている方に当たってみましたが、今はやっていないということで一度断念。別のタイミングで商工会議所に相談に行った際に、今回メインでサポートを担当してくださったまーしーさんを紹介していただきました。そのままお会いして、楽しそうじゃん!やってみようよ!みたいなノリで挑戦することに。本当にご縁とノリと勢いで始まった感じですね。

アクションを起こすのは自分たち

ー実際サポートを受けてみていかがでしたか?


まーしーさん達がいなかったら、私たちのプロジェクトは達成していなかったんじゃないかなと思います。


クラウドファンディング期間中に、応援してくださる方々と直接会う機会を作ったことは、達成につながった理由の一つだと考えています。「イベントをやりましょう」とアドバイスいただき、私たちの手でチラシを配ったり、イベント出店を通じて実際に商品を食べていただいたり、多くの方々と関わりを持つことができました。自分たちの口からプロジェクトについて伝える機会にもつながったことで、より私たちの想いを受け取ってもらえたのかなと思いますね。


その他いただいたアドバイスとしては、「プロジェクト進捗を伝える新着記事は、毎日発信した方が良い」こと。毎日記事を書くことってすごく地道で大変なお仕事の一つでした。けれど記事を書くことを通して、お店に対するこだわりポイントなど、自分たちの想いを伝える機会に。結果としてクラウドファンディングでの目標が達成できたのも、記事で私たちの想いを伝え続けて、それを見てくださった方々に伝わったからこそだと思っています。


「ここでアクションを起こそう」とか、ここぞという時には手を差し伸べて、進むべき方向性を示してくれる。けれど、行動に移すのは自分たち。すごくいいバランスでサポートをしていただけました。

クラウドファンディングを通じて応援してくれる人が増えたことへの感謝

ークラウドファンディングを振り返って気づいたことはありますか?


やっぱり大事になってくるのは、プロジェクトへの想い。明確な意思決定と目的がないと、なかなか達成できるものではないなと心から思いますね。私たちも最初はやってみようよ!と軽い感じで始めたけれど、プロジェクトが始まってからは「なんで自分たちはなんでこれをやっているんだろう」とか、1から考え直す機会や話し合いを何度もしましたね。


支援の募集期間が後半にさしかかってくると、最後までやり切ろうという想いはもちろんあるものの、何が何でも達成しようという気持ちは正直あまりなかったですね。クラウドファンディングを通して、私たちBIGWAVEの存在を知ってもらって、応援してるよって声をかけてもらえることも増えたり。その過程を踏まえて今があることに感謝したいという気持ちが大きくなっていったからです。これまでやってきたことの積み重ねがあって、こんなに応援していただけるプロジェクトになれたんだと前向きに考えられるようになりましたね。


5月末のオープンに向けて絶賛準備中!

現在のプロジェクト進捗を教えてください。


4月中旬にクラファンで募ったトレーラーハウスが遂にやってきます!その周辺に設置予定の芝生の上でフラダンスできるスペースや貸し出し予定のキッチン棟、管理棟の準備を絶賛進めています。多くの方々に支援いただいたトレーラーハウスにやっと出会えるのだと、とてもわくわくしていますね。支援のリターンも配送を進めていたりとか、支援いただいた皆様に、ちゃんと進んでいますよと報告の意味も込めて、進捗記事を定期的にアップしています。5月末のオープン予定日に向けて、準備を進めていきたいと思います。


人・やりたいという想いが集う居場所に

ー今後やっていきたいことはなんですか?

やりたいことはとにかくたくさんあります!


🥕大山の美味しいを伝える場所として
お野菜や魚とかなど、大山の特産物をもっと広めていきたいです。特に、ハワイでは一般的な「Farmer's Marker(ファーマーズマーケット)」ができたらいいなと模索中。県外から来る人はもちろん、地元に住んでいる人にも大山の魅力を改めて知ってもらえる機会を作りたいですね。


🌈ハワイと日本を繋ぐ架け橋として
キッチンカーの時は「ハワイを体現したい」の一色でしたが、今回のトレーラーハウスは「ハワイと日本を繋ぐ架け橋」がコンセプトに加わりました。大山の食材を用いながら、ハワイと日本の良さを掛け合わせたお食事も今後出していこうと考え中なので、楽しみにしていてください!


👩🏻‍🤝‍🧑🏻誰かのやりたいを叶えるレンタルスペースとして
レンタルスペースや間借りカフェなど、チャレンジスペースみたいな感じで使っていただける場所にしたいなとも思っています。鳥取でキッチンを貸出しているところはあまりなくて結構探している方がいるとお聞きしました。何かしたいけれど1から作るのはちょっと…という方々が、気軽に体験できる場所として使っていただけたらなと思っています。皆で楽しい場所がシェアできればいいですね。


自分の想いに共感してもらうことが支援につながる

ー最後に今後クラファンに挑戦する人に向けてアドバイスがあればお願いします!


なぜそのプロジェクトをやりたいのか、目的をしっかり持つことが大切。そうでなければ自分たちの想いは伝わらないと思います。クラウドファンディングは、自分たちの想いに共感を得た人が応援してくれるもの。ただお金をください!では、絶対に響かないと思います。何のために使うのかっていうのが分からないと、やっぱり人はなかなか動いてくれない。逆に、このプロジェクトをやりたい!っていう軸があれば、誰でもできるものだとも思います。自分たちが楽しいだったり、プロジェクトにやりがいを持って向き合えば、必ず何かしらのご縁につながって、達成することができると思います。



話し手:中尾佳子さん、まりさん、みくさん
聞き手・書き手:芹川朋花(合同会社sunsunto)
※文中の記述はインタビュー当時の内容です。

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