職業は旅行家。地球を10周した旅人の生き方
藤原かんいちさんは、電動バイクで世界一周、原付バイクで世界一周や日本一周など個性的な旅を続ける旅行家です。
つまり、旅をすることが仕事。
国内外合わせると、これまで旅に出ていた日数は約3900日間、訪問国は94か国(バイクで走った国は86か国)、総走行距離は約400,000kmとのこと(2019年2月時点)。10年以上の時間を旅に暮らし、おおよそ地球を10周している計算になります。
藤原さんは、小さい頃から知らない土地へ行くのが大好きでした。
父親に連れられて出会った数々の風景から始まった旅。
自転車を手に入て出かけた峠越えやツーリング。
初めて手にしたスクーターで日本一周
ーー成長するにつれ、旅の範囲はどんどん広がっていきました。
世界を巡ると、次は別の切り口からチャレンジが始まります。日本中の道の駅を制覇すべく日本中を旅したり、巨木の写真に影響を受け世界中の巨木を探しに出かけたり。
最近は、自身の体験を伝えることに興味が広がり、「可能性はいくらでも広がることを多くの人に伝えたい」と若者たちとの交流にも時間を割いているそうす。
ひとつ疑問があります。
旅行を続けるだけでは、生活は成り立ちません。藤原さんはどうやって生計を立てているのでしょう?
藤原さんは、旅行家として生きていくために二つの収入源を確保しています。ひとつはスポンサーさんからいただく収入。もうひとつは雑誌連載からの原稿料です。
スポンサー集めは、自ら旅の企画書作成することから始まります。企画書を手に企業へ訪問。旅への資金協力を仰ぎます。
資金を得ると、それを元手に旅に出かけ写真を撮ったり、珍しい体験を重ねます。それらを元に、雑誌へ体験談を寄稿したり、写真で個展を開いたり。スポンサー以外の収入の道が開けていくそうです。
とはいえ、今でも安定的に収入を確保するのは難しく、贅沢な暮らしはできないそうですが、それでも「自分のやりたい想いに嘘をつきたくない」。
「いまの生き方が自分に合っている」と話してくれました。
そう語る藤原かんいちさんさんと、1on1で話してみたい。そんなあなたに、この旅をおすすめします。
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