「仕事ができるようになりたいです。」

こんにちは。コスパと効率という言葉が大好きなプログラマのしんぺです。

仕事ができるって何?

突然ですけど「仕事が出来る」ってなんですかね。
顧客調整して、チームのタスクとスケジュールを完ぺきにこなし、上がってきた問題はすべて解決し、一番難しい機能のプログラムを担当して、定時であがるようなスーパーマンのことでしょうか。

そこまでとは言わなくても、人間関係も仕事もソツなくこなす「デキル人」くらいならそれなりにいるもんだとは思います。
が、誰もがそんなデキる人ってわけじゃないんですよ。

人と喋るのが苦手で「何言ってるのかわからない」、文章を書いてみれば「日本語でちゃんと書いて」と言われ、設計してもプログラムしてもレビューでひたすら差し戻されるようなことばかり。
そんな私たち一般人でも、何とか「普通」までは成長して、会社でお荷物感を出されないようにしたいですよね。
あわよくば後輩には尊敬される先輩でいたい・・・

今日は、どうすれば「普通」までできるようになれるのか、って持論を話していきたいと思います。

ネットに上がってる情報はデキる人向けのことばかり

「仕事を出来るようになるには」調べたらいっぱい出てきますよね。「仕事を早くするための習慣○選」とか「毎日定時であがるためのコツ○選」。
そこに書いてあることは「タスクを洗い出す」「優先順位を決める」「やらないことを決める」ってのが多いんですけど、それが出来るなら世話ないんだよ、って話なんです。

タスクを洗い出したところで、タスクをこなしてるうちに違う問題が見つかって結局終わらないし。
優先順位を決めるために必要なことを考えてるうちに、1時間とか平気で過ぎてくし、タスクが複雑に絡み合ってうまく整理できないから優先順位が決められないわけだし。
やらないことを決めるためには優先順位を決めて、それぞれのタスクに対するメリットデメリットの比較と、それをやらなくても上司やお客さんを通せるだけの理論武装するのに時間かかる。

考えてみると、そもそも「仕事を早くする○選」が出来る時点でデキる人になるための素養があるってわけじゃないですか。
じゃあどうしろとorz

まずは作業速度を特化させる

社会人10年を乗り越えたポンコツ社員の結論は
 作業速度を上げること
これに尽きます。

プログラマの仕事って、データ入力とかデータの検索とか整形とか、頭じゃなくて手を動かすことの方が多いんですよ。
もちろん、考えないと答えが出ない問題ってのもたくさんあるし、何も考えずにできる仕事なんてほとんどありません。

けど、若手ならなおさら、データの調査や洗い出しといった雑務が多くなってしまうんですよね。
そんな作業を言われたとおりにやってたら、一つの仕事を終わらせるのに1時間2時間もかかってしまうのに、5個も10個も雑務が投げられてくる。
言われたとおりにやってたら、あっという間に1日なんて終わってしまいます。

作業速度を上げるしかないですよね。
作業速度を上げるために必要なのはたったの二つ

  1. ツールの機能を覚えること

  2. ツールのショートカットキーを覚えること

だけです。
これだけで、全部手入力するに比べれば、格段に仕事が早く終わるはずです。
プログラムでも、リファクタリング(変数やクラスの名前を変更したら、影響箇所を自動で修正してくれる機能)という機能があるんですが、
知ってる人は5分で仕事が済みますが、知らない人は1時間や2時間は簡単に潰れます。
それくらいツールに関する知識の差は大きい。

知ってるか知らないかだけで、作業速度に10倍、20倍の差が出ます。

もう一つ例を挙げると、フォルダの中に100個近くあるファイルのファイル名を全部エクセルに転記する、みたいな仕事があったとします。
手入力でやる場合は1時間くらいかかりそうですが、
sakuraエディタというツールを使えば、ファイルをすべてコピーしてエディタ上に貼り付けるだけで、ファイルパスが一括で取得できます。
後者は誤入力がない完璧な状態で、5分もかからずに仕事が終わります。

結論

まず最初にやることは、作業速度をめちゃくちゃ上げることです。
余った時間で今までできなかった仕事をしましょう。
簡単な仕事を早く終わらせるからこそ、難しい仕事に挑戦できるようになるんです。

作業速度の改善を積み重ねて、大量の時間を捻出しましょう。
それが、デキる社員になるための一歩のはずです。

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