フリーター日記⑧我慢を続けるとどうなるのか？

芳麗さんのVoicyは相変わらず面白い。

大人になると、自分の好き嫌いが分からなくなる人が多くなるという話。芳麗さんは、我慢のし過ぎでこのような状態になっているのではないか、と考えているよう。

また先日たまたま見かけた、ネット上でのポリヴェーガル理論についての記事。

この中に凍りつき反応についての記述がある。詳しい説明は上記の記事を読んでほしいのだが、我慢をし続けると、これに近い状態が起きているのでは？と考えている。

フリーターは金銭的な理由から、我慢することが多い。

・読みたい本を買えない
・興味がある体験があっても、なかなか挑戦できない
・食べたいものがあっても、値段が気になり購入できない
・恋愛や結婚はハナから諦めている

これらはほんの一部てはあるが、とにかく我慢を強いられる場面が多い。

「本当はこれをやりたい」

という気持ちを我慢するため、心はある理由を作り出す。「別にそんなにやりたいことじゃないし」

そんなことを繰り返していると、心の働きが麻痺してくる。感情を抑え込むようになるから、好きなことややりたいことはもちろん、嫌いなことすらよく分からなくなる。

「このままじゃだめだ。好きなことを仕事にしよう！」と決意しても、心が麻痺している状態では見つからず、自分には好きなことすらないと落ち込むのだ。

★★★

この解決策は正直難しい。フリーターにとって金銭的な問題は切って切り離せないし、簡単に解決できるものではない。

でも反射的に「できない」と考えるのは止めようと思っている。

僕は今まで知らなかったことを知ることが好きだ。

読みたい本があってもなかなか買えずにいたが、少しの手間をかければ図書館で借りられる。

博物館は安価で、本とは違った新しい知識と体験を教えてくれる。

自分の好奇心が動いたものは、できるだけお金をかけずにできないかと考える習慣を付けたいと思っている。