保険営業のテレアポがなぜこんなに苦しいのか掘り下げて考察してみた①
【テーマ:虎の仕事術 執筆者:編集部】
テレアポが怖いよー!
いきなりですけど、あなたはテレアポするのって平気ですか? え、平気?
羨ましいなあ・・・
私は、とにかくテレアポが苦手でした。
今でも思い出しただけで、胃がキューっと締め付けられるような感じになるくらいです。
私にとっては恐怖の思い出です。
というわけで、この記事は、私同様、テレアポ嫌いの人のために書いたものです。テレアポが平気という人強心臓な人はスキップして下さいませ。
なお、この場合の「テレアポ」とは、
・相手がこちらのことを全く知らない
・知っていても関係性がまだできていない薄い先
に電話をかけてアポイントを取る行為と、ここでは定義します。
また「テレアポ」という場合もあれば「テルアポ」という場合もありますが、ここでは用語として「テレアポ」に統一しました。
さて、なぜ私たちはこんなにテレアポが嫌なのか、ちょっと掘り下げて考えてみました。
保険営業はなんでこれほどテレアポが嫌いなのか
それにしても私たちは、電話をしてアポイントを取り付ける、たったこれだけのことがなんでこんなに苦しいんでしょうか。
私の場合、テレアポが嫌いな理由を整理してみると、こんな感じになりました。
理由1:電話の相手の不機嫌な反応がとにかくイヤ
理由2:自分のエゴのためにやっているようで罪悪感が抜けない
理由3:成果につながっている実感がしない
それではその理由を一つずつ掘り下げてみましょう。
理由1:電話の相手の不機嫌な反応がとにかくイヤ
忙しい時間帯にかけた場合は、特に要注意。限りなくガチャ切りに近い反応が返ってきます。
「要りません!ガチャ!(電話を切る音)」
なんて返し方をされた時はダメージ大きいです。
まず確実に、数日間は電話を見るのもイヤなくらい落ち込みましたね。
まあ、先方にしてみれば、予期しない電話がいきなり来て時間を奪われて、機嫌よく対応しなければいけない義務もありませんが・・・
しかし、それでも、人間の見たくない部分を見てしまった、しかも、それを引き出したのは自分なので「ダブルで落ち込む」という感じでしょうか。
理由2:自分のエゴのためにやっているようで罪悪感が抜けない
これは理由1にも通じることですが、電話をかける理由が自分の都合、
すなわち、
「挙績を上げて販売手数料を稼ぐため、ということにどうにも罪悪感を感じてしまう。」
「自分の都合で相手に迷惑をかけている(?)ことに対して、どうにも罪悪感が消えない。」
情けないけど、それが本音です。
理由3:成果につながっている実感がしない
理由1と理由2を乗り越えた後にぶつかるハードルがこれです。どうしても最初は手探りで、しかも恐る恐るですから自信がありません。
それって、電話の向こうにいる相手にも不思議に伝わってしまうものです。(あなたも経験したことがあるでしょう?)
ただでさえ難しいテレアポなのに、それでは成果につながる可能性が限りなく低くなってしまいます。
断られ続けているうちに、断りが永遠に続くように思えてしまうことも。
何度やっても成果など出ないのではないか、もっと他にいい方法があるのではないか、と悪魔の声がささやき始めます。
けっこうメンタルの強い人でもぶつかる壁がこれです。
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